東芝は3月6日、同社のAndroidタブレット「REGZA Tablet AT503」に、ホームゲートウェイ機能を追加するアプリ「家電コンシェルジュ for REGZA Tablet」を提供すると発表した。同時にiOS向けのエアコン操作アプリ「RZ家電リモ」も配信。外出先でiPhoneなどを使い、対応エアコンをリモート操作することができる。
「家電コンシェルジュ for REGZA Tablet」は、HEMSの標準プロトコル「ECHONET Lite」のゲートウェイ機能を提供するアプリだ。対応するエアコンは、2013年秋に発売した「RAS-GDRシリーズ」で、別売のHA端子用Bluetoothアダプター「HNW-ADB1」を接続しておく必要がある。また、遠隔操作時にはゲートウェイとなる「REGZA Tablet」が起動(電源オン待機)していなければならない。
ユーザーは、iPhoneでレグザクラウドサービス「TimeOn」のアカウントを使い、クラウド経由で自宅へアクセス。宅内の「REGZA Tablet」を介してエアコンをリモート操作する仕組み。例えば、外出先からエアコンの電源を入れ、温度設定を行うことで、帰宅時には室内が快適な温度になっているという寸法だ。逆にエアコンの電源を切り忘れて外出してしまった場合でも、外出先から電源を切ることが可能だ。
このほか「家電コンシェルジュ for REGZA Tablet」では、同社製のスマート機能対応冷蔵庫やLEDシーリングライトとBluetooth接続し、運転状況の確認や温度設定、明かりの設定などが行える。例えば、リビングルームにいながら寝室にあるエアコンの温度調節や冷蔵庫の庫内確認、洗濯の残り時間確認なども行えるという。
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