次にOS XでBoot Campアシスタントを起動する。アプリケーションフォルダから探してもいいが、Spotlightで「boot」と打てば候補にBoot Campアシスタントが提示されるのでラク。
Boot Campアシスタントを起動して「Windows 8またはそれ以降のインストールディスクを作成」にチェックを入れ、「続ける」を押して起動用のUSBメモリを作成する。ここでデスクトップに保存しておいたWindows.isoを選択。USBメモリが一度フォーマットされ、Boot Campドライバ(Windowsの関連ソフトウェアドライバ)のダウンロードと起動ディスクの作成が行われる。ドライバのダウンロードにはやや時間がかかるので気長に待とう。その後、Windows 10をインストールするパーティションを作成し、「インストール」をクリックすると、再起動が行われてインストールが始まる。
再起動するとWindowsのセットアップが行われる。Windows 10のプロダクトキーの入力を求められるが、後からアクティベーションする場合は「スキップ」できる。注意点は、Windows用の作成したパーティションをいったんフォーマットする必要がある点だ。ここでは一番下の「Boot Camp」と書かれたパーティションを一度フォーマットし、「次へ」を実行すればインストールが開始される。
その後、再起動してデバイスの準備中と表示され、しばらくするとプロダクトキーの入力を求められる。ここも後でアクティベーションする場合は「後で」を選択することでスキップ可能だ。続いて設定のカスタマイズとアカウントの作成をすれば、「設定をしています。しばらくお待ちください」「さあ始めましょう」のメッセージのあとに、Windows 10のデスクトップ画面に切り替わる。自動的にBoot Campインストーラが立ち上がるので忘れずにドライバをインストールしよう。その後、再起動すればインストール作業は完了だ。なお、8月16日現在のBoot Campドライバはバージョン6.0(ビルド6133)だった。
さて、Windows 10をインストールしたMacBook Proで、「Microsoft Edge」と「Internet Explorer 11」、およびWindows 10に対応した最新版の「Google Chrome」と「Firefox」をベンチマークテストで比較していこう。結果は「ブラウザ対決編」として後ほど掲載する。
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