前回の記事では、Boot Camp 6を使ってMacBook ProにWindows 10をインストールする際の手順を紹介した。せっかくなので、同環境下でWindows 10の標準ブラウザである「Microsoft Edge」と、従来の「Internet Explorer 11」、およびWindows 10に対応した「Google Chrome」と「Firefox」のパフォーマンスを比較してみた。
Microsoft Edgeは、Webページの任意の場所へコメントが付けられる「注釈」や、シンプルな閲覧画面の「リーディングモード」といった新機能のほか、高速化もうたっている。テストはFuturemarkの「PEACEKEEPER」のほか、JavaScript関連のテストとして「SunSpider」、HTML5関連のテストとして「WebXPRT」と「HTML5TEST」を実行している。なお、Googleの「Octane 2.0」はEdgeのスコアが異常に低い数値となったので除外した。
結果は以下の通りで、JavaScript関連のテストでは良好な結果を示す一方、ほかのテストでは他社製ブラウザを下回るスコアが多い。もっとも、IEに比べればすべてで上回っており、新機能や新デザインのUIといった面以外でも標準ブラウザがIEからEdgeに変更されたメリットはある。今回のテスト結果では全体的にFirefox(40.0.2)が最も良好な結果を残した。
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