インタビュー
» 2016年04月03日 06時00分 公開

「普通にスーツを着て就活はしたくない」17歳女子高専生がプログラミングを学ぶ理由(3/3 ページ)

[鈴木美雪,ITmedia]
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spice lifeでやっている仕事

―― 具体的にspice lifeではどんなことを?

やましー システムの裏側を作っています。spice lifeでは、オリジナルのTシャツを作成できる「TMIX」や、制作費0円でTシャツ販売ができる「STEERS」というサービスがあるのですが、主に私はサービス内部の管理画面に携わっています。

―― システムの裏側……会社の中の人のためのシステムということですか?

spice life エンジニア 女子高専

やましー はい。中の人が使う管理システムを作っています。例えば、Tシャツ代やTシャツを制作するときに使うインク代など、サービスには細かい部分にもお金がかかっています。基本的にはお客様へ表示する金額を登録したり、計算したり、お客様からもらった発注を実現するためのシステム作りが仕事です。

―― 計算のシステム! 確かにTシャツ1枚それぞれデザインが違いますもんね。何か苦労した点はありますか?

やましー やっぱりまわりの社員さんと知識差があることが悔しいですね。もちろん自分が完璧だとは思っていないので、2つのことを意識しています。1つ目は自分で書いたコードは自分で説明できるようにしておくこと、2つ目はまわりの社員さんがレビューしやすいようにしておくことです。本番で自分の書いたコードが世の中に出たときは感動でした。

※ここで取材中、CTO兼開発部長の五十嵐さんから「もう彼女は戦力です!」とコメントが入る。会社では4月のやましーさんの帰省がかなり惜しまれているという。

インターンする会社を選んだ理由は「柔軟性」

―― 数ある企業の中でspice lifeをインターン先として選んだ理由は?

spice life エンジニア 女子高専 「柔軟なところがいい」と話してくれたやましーさん

やましー 柔軟性を感じたのが決め手です。spice lifeはリモート勤務や「花粉疎開」を取り入れていて。「良い仕事」は「良い環境」でやろうっていうことが基本なんです。将来的に上京するのか、地元でリモート勤務者として働くのか、まだ決めていませんが、地元でも東京でも同じ仕事ができる環境ってとても良いなって。

やましー 実は普通にスーツを着て就活するイメージが自分の中になくて。高専を選んだのもそれが理由で、好きなことが決まっているのであれば、こっちのほうが自分に合っているな、と。

―― 高専自体も自分に合っていたんですね。

やましー はい。1クラスあたり男子40人女子5人なので、男女比はびっくりするかもしれませんが、講義自体は一般の大学と同じような形式ですよ。春休みも大学と同じように長めなので、インターンするには最高の環境です。基本的に私は学校であれ、職場であれ、フラットな環境が向いているんでしょうね。

サービスは1人で作っているものじゃない

―― 4月からまた地元に戻って高専生活とのことですが、今回インターンで気づいた学びはありますか?

やましー 「サービスは1人で作っているものじゃない」と強く感じました。GitHubを見てまねしたり、レビューをもらったり地道なことではありますが、インプットし続けていかないと技術的に追い付けないので、これからも教えてもらったことはちゃんと吸収していきたいです。

―― 貪欲ですね! また東京に遊びに来てください。本日はありがとうございました。

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