Surface Pro 5や次世代HoloLensはいつ出る? Microsoftハードウェア最新動向鈴木淳也の「Windowsフロントライン」(2/2 ページ)

» 2017年03月03日 16時30分 公開
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「Surface Phone」は結局リリースされず

 一方で長年開発中であると語られてきた「Surface Phone」は計画自体がほぼ凍結されたと筆者は考える。

 2つ折りの新デバイスになるという見方もあるが、このウワサ自体はMicrosoftが取得した関連特許を基にしたというだけで、実際に製品に結び付くかは疑問だ。

 調査会社のGartnerが発表した2016年第4四半期(10〜12月期)における世界のスマートフォン販売シェアによれば、Windows 10 Mobile(Windows Phone)の同市場でのシェアは2015年同期の1.1%から0.3%へと急落しており、特にコンシューマーを中心とした一般市場でのプレゼンスはほぼ消滅している。

Gartner 2016年第4四半期(10〜12月期)における世界のスマートフォンOSシェア(出典:Gartner)

 少なくとも、この市場に対して「Windows 10 Mobileを搭載したスマートフォン」そのものをMicrosoftが投入する可能性は限りなく低い。仮にWindows 10 Mobileは維持したとしても、現状のスマートフォンの延長線上にある当該OS搭載端末が投入されることはなさそうだ。同OSの搭載端末の普及は、Microsoft純正のLumiaシリーズから、サードパーティーに任せる形にシフトしつつある。

 しかし、サードパーティーがそんなWindows 10 Mobileに積極的かというと、そうでもない。1年前に同OS搭載スマートフォンの「NuAns NEO」を市場投入したトリニティは2月20日、デザイン上は同一ながら機能アップを果たした新製品「NuAns NEO [Reloaded]」を発表したが、OSにWindows 10 Mobileではなく「Android 7.1 Nougat」を採用している。

 トリニティはOSを乗り換えた理由について、「初代モデルで実現できなかったことを達成するため」「(Androidの)アプリを使いたいといった市場ニーズに応えるため」と説明しており、Windows 10 MobileよりAndroidに発展性を見いだしていると考えられる。日本国内ではマウスコンピューターやVAIOとともにWindows 10 Mobileの市場開拓を行った数少ないベンダーのであり、そのAndroidへの移行は大きな意味を持つだろう。

NuAns NEO Reloaded 新製品「NuAns NEO [Reloaded]」ではWindows 10 MobileでなくAndroidを採用
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