Amazon Echoと連携可能なタスク管理ツール「Any.do」を試す:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(2/2 ページ)

» 2019年01月29日 07時00分 公開
[山口真弘,ITmedia]
前のページへ 1|2       

Amazon Echoから追加したタスクを手軽に活用できる

 では早速使ってみよう。Alexaから、通常通り「アレクサ、○○を買い物リストに追加して」と呼びかけると、Alexaの買い物リストにそのタスクが追加されるのだが、この時点で、Any.doの中にあるAlexa Shopping Listというリストにも同じタスクが追加される。

 後は通常のタスクと同様に、締め切り日を設定したり、タグをつけたり、リマインダーを設定したり、あるいは別のリストに移動させて管理したりと、さまざまな活用が可能だ。Alexaのリストは、タスク管理ツールとして見ると機能面で不満も多いが、こちらであれば十分すぎるほど高機能だ。

Amazon EchoAmazon Echo Amazone Echo経由で買い物リストにトマトを追加した状態(画像=左)。これはAlexaアプリ上での表示だ。Any.doを開くと、Alexa Shopping Listの中にトマトが追加されている(画像=右)。買い物リストではなく通常タスクの場合はAlexa to-do listに追加される
Amazon EchoAmazon Echo 締め切り日を設定したければ、長押しして該当の日に移動させればいい(画像=左)。具体的に日時を指定することも可能だ(画像=右)
Amazon EchoAmazon Echo リマインダーを登録することもできる(画像=左)。これらはAlexa側からは行えず、Any.do側の機能となる。リストが完了したらチェックを入れることで取り消し線が引かれる(画像=右)

 このAny.doアプリで行った操作はAlexa側のリストにも反映されるので、すでに完了した項目をリストから削除するなどのメンテナンスにも利用できる。現状、音声操作でタスクを削除することはできないので、この機能のニーズは高いはずだ。試した限りでは動作もシームレスで、タイムラグもほとんど感じない。

 また(筆者にとっては)最大の懸案である、買い物に行った先でリストを参照する場合も、スマホアプリを立ち上げるだけですぐに表示できる。Google Homeのタスクリストは、まれにセッションが切れていて表示できず、その場でGoogleへのログイン操作を強いられることがあるが、アプリを使うこちらの方式ならば、そうしたトラブルも起こりにくそうだ。

Amazon Echo スマホからすぐ参照できるので、買い物に行った先で確認するのも容易だ
Amazon Echo 今回はiOS版で試用しているが、Androidスマホからももちろん参照できる

一時的に処理するタスクの管理にお勧め

 Any.doというタスク管理サービスは、繰り返しのタスクを登録する機能がやや弱く(リマインダーとしては登録できる)、日々使うあらゆるタスクを管理するには少々不向きなのだが、その点、スマートスピーカーから追加するタスクはどれも一時的なタスクばかりと考えられるので支障はない。一時的なタスクはAny.do、リピートタスクはそれ以外のタスク管理ツールと、分けて利用するのがよいだろう。

 Any.do自体、Web版は完全に日本語化されておらず、一部のメニューは英語表示のままであったり、年月日のフォーマットがMM/DD/YYもしくはDD/MM/YYのいずれかしか指定できないといったり、日本での利用に完全に準拠できていない部分があるが、Alexaと連携して使える機能だけであれば、それほど違和感は感じない。

 Any.doは、上位に有料プランも用意されているが、今回紹介した範囲の機能であれば無料で試せるので、利用にあたってのハードルも極めて低い。Amazon Echoでリスト機能を活用している人はもちろん、これから使うという人、1度使ったが挫折してしまったという人は、ぜひ試してみてほしい。

Amazon Echo Any.doはPCのブラウザからも利用できるが、スマホアプリに比べると、現時点では日本語化が行き届いていない部分があるようだ
前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年11月05日 更新
  1. 月1200ドルのAIコストが電気代20ドルで済む? NVIDIA「RTX Spark」搭載PCのデモで見えた“ローカルAI”の実力 (2026年11月04日)
  2. ミュンヘン市はなぜ再びオープンソースソフトウェアへ回帰するのか? 脱Microsoftを巡る欧州の最新事情 (2026年11月04日)
  3. 月額無料のAI通訳イヤフォン「W4 Plus」を試す 翻訳精度をオンラインとオフラインで比較した (2026年11月03日)
  4. “コーヒー香る”PC&スマホスタンドがMOFTから登場 新「Coffee Collection」2製品の実用性をチェックした (2026年11月04日)
  5. エレコム、“しろちゃん”の表情で充電状況が確認できる小型パネル内蔵Type-Cケーブル (2026年11月04日)
  6. 米Microsoftはなぜ最大6万人に早期退職を打診するのか? 決算資料から読み解く巨額AI投資の“台所事情” (2026年11月02日)
  7. サンワ、超小型筐体を採用した3ポート搭載スイッチングLANハブ (2026年11月02日)
  8. そのときのアキバはどんな姿に?――MSIが2027年9月までのキャンペーンを実施 (2026年11月02日)
  9. “左手デバイス”にもなる、エレコムのキー&ダイヤル付き8in1ドッキングステーションを試す 便利だが惜しい点も (2026年11月02日)
  10. 14年前の“黒歴史”を経て生まれたNVIDIA「RTX Spark」は何を変える? 「AI PC」から「Agentic PC」へと昇華するローカルAIの道筋 (2026年10月30日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー