使って分かった「Clova Desk」のいいところ気になるところ山口真弘のスマートスピーカー暮らし(3/3 ページ)

» 2019年04月17日 07時00分 公開
[山口真弘ITmedia]
前のページへ 1|2|3       

Amazon EchoやGoogle Homeを導入済みの家庭にもお勧めできる

 以上ざっと使ってみたが、非常によくできた製品というのが筆者の評価だ。海外で話題のスマートディスプレイを見よう見まねで作ったわけではなく、呼びかけた内容がすぐにテキスト化されて画面に表示されるなど、なぜスマートスピーカーにディスプレイが必要なのか、本製品なりの回答を用意している点は秀逸だ。

 そして何より、これまでのClovaシリーズと違い、マイクの性能が他社並みになったのが大きい。正直なところ、初代モデルの頃からこれだけの聞き取り性能を備えていれば、Clovaシリーズ全体への評価は、今に至るも随分と変わっていたのではないかと感じる。

 全体を通して見ると、深夜0時台の時刻が「0:00」ではなく「12:00」という表記だったり、他機種は対応済みの「クローバ」というウェイクワードに対応せず、「ねぇクローバ」しか使えなかったりと気になるところはあるが、それほどクリティカルな問題ではなく、また修正も早期に行われるはずだ。

Clova Desk わざわざ呼び名を変更する設定画面があるにもかかわらず、選べるのは現時点で「ねぇクローバ」一択で、他モデルでは対応する「クローバ」などの選択肢はない。追々修正されるということだろう

 スマートディスプレイはスマートスピーカーに比べると独立性が高く、既に導入済みのスマートスピーカーと必ずしも連携する必要はないので、Amazon EchoやGoogle Homeシリーズを導入している家庭が、本製品を単体で導入するという選択肢があってもおかしくない。LINE連携や、前述のAbemaTV連携に魅力を感じるならなおさらだろう。

 価格は税込み2万7540円と決して安価ではないが、今回試した限りでは(今回試せていないビデオ通話機能については評価は保留するが)その価値は十分にあると感じた。Clovaシリーズは継続的なアップデートにおいては実績があるので、前述の細かい問題点の修正や、今後の機能追加にも期待したいところだ。

前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月13日 更新
  1. きょう発売の「MacBook Neo」、もうAmazonで割安に (2026年03月11日)
  2. セールで買った日本HPの約990gノートPC「Pavilion Aero 13-bg」が想像以上に良かったので紹介したい (2026年03月11日)
  3. 10万円切りMacが17年ぶりに復活! 実機を試して分かったAppleが仕掛ける「MacBook Neo」の実力 (2026年03月10日)
  4. 12機能を凝縮したモニタースタンド型の「Anker 675 USB-C ドッキングステーション」が27%オフの2万3990円に (2026年03月11日)
  5. 3万円超でも納得の完成度 VIA対応の薄型メカニカルキーボード「AirOne Pro」を試す キータッチと携帯性を妥協したくない人向け (2026年03月12日)
  6. 「MacBook Neo」を試して分かった10万円切りの衝撃! ただの“安いMac”ではなく絶妙な引き算で生まれた1台 (2026年03月10日)
  7. エンスージアスト向けCPU「Core Ultra 200S Plus」登場 Eコア増量+メモリアクセス高速化+バイナリ最適化でパフォーマンス向上 (2026年03月11日)
  8. 新型「MacBook Air」はM5搭載で何が変わった? 同じM5の「14インチMacBook Pro」と比べて分かったこと (2026年03月10日)
  9. 高音質・良好な装着感・バッテリー交換式――JBLのフラッグシップ「Quantum 950 WIRELESS」は妥協なきヘッドセットか (2026年03月12日)
  10. リュック1つで展示会セミナーの音響セット構築レポ 現場で得た“2.4GHz帯混信地獄”を生き抜く教訓 (2026年03月11日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年