壁掛けマウントを使って見通しのよい場所にスマートスピーカーを置いてみた山口真弘のスマートスピーカー暮らし(2/2 ページ)

» 2019年08月14日 12時00分 公開
[山口真弘ITmedia]
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スマートスピーカー以外も置ける、汎用タイプの壁面マウント

 前述の製品がEcho Plusに対応できなかったことで、代替として試すことになったのが、同じメーカーが発売している「ST08」なる壁面マウントだ(Amazonでは1500円前後で販売されている)。壁に増設して使うミニテーブルといった方が分かりやすいかもしれない。

 こちらは、リングのような支えのない純粋な「棚」なので、地震などの際はやや不安だが、Echo Plusはもちろん、背が低いEcho Dotなどを設置するのにも向いている。また、スマートスピーカーに限らず、USB扇風機を置いたり、はたまた蚊取りマットを置いたりと、アイデア次第で何にでも使える。

 取り付け方は前述の製品と同じで、壁面にネジ止めをするだけだ。取扱説明書には、樹脂製のベース部に棚を取り付けた後、ネジで壁面に取り付けるように書かれているが、棚を完全に固定する必要がなければ、棚を差し込むのは後回しにし、ベース部を先に壁面に固定してもよい。

 実際に設置してみて感じたのは、スマートスピーカーの多くは電源プラグが背面に突き出るため、設置面積は想像以上に奥行きが必要になることだ。例えばEcho Plusは直径が99mmあるが、設置時の奥行きはこれにプラスして35〜40mm程度は必要になる。この製品も、Echo Plusを設置したところかなりギリギリなので、同種の製品を探す際には気をつけるべきだと感じた。

SPORTLINK「ST08」の付属品一覧。ベース部と棚を基本に、あとはネジやシールとシンプルな内容だ
今回は棚よりも先にベース部を壁面に取り付けたが、本来はまず棚をベース部に取り付け、その後壁面に取り付けるのが正しい
シールを貼ってネジ穴を隠す
棚を差し込めば完成だ
前述の製品と同じく、こちらもベース部と壁面の間にできる隙間に、余分なケーブルを巻きつけられる構造になっている
直径が大きいEcho Plusも問題なく設置できる
ベース部のアップ。背面から出たケーブルをベース部に巻きつけて長さを調節している
ベース部を反対側から見たところ。棚を先に取り付けるのが正しい手順だが、後から抜き差しができなくなる

 以上、スマートスピーカーの設置場所に悩んでいる方や、同種のアクセサリーを探している方の参考になれば幸いだ。

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