2019年度のタブレット出荷台数は707万台まで減少 MM総研調べ

» 2020年06月09日 11時45分 公開
[ITmedia]

 MM総研はこのほど、2019年度通期(2019年4月〜2020年3月)におけるタブレット端末出荷台数の調査結果を発表した。

photo タブレット端末出荷台数の推移/予測

 レポートでは2019年度のタブレット出荷台数は前年度比で10.4%の減少となる707万台で、2013年以降で最小の出荷台数を記録した。主たる要因として携帯キャリアによるタブレットの取り扱い減少が挙げられている。

photophoto 2019年度通期 タブレット端末メーカー別シェア(左)、同 OS別シェア(右)

 メーカー別シェアは2019年(1月〜12月)の調査にほぼ準じ、1位にApple(375万台)、2位にHuawei(79.2万台)、以下NECレノボグループ(60.9万台)/富士通(47.5万台)/Microsoft(41.4万台)がランクイン。2位のHuaweiは主力としていたドコモ向けAndroidタブレット「dtab」シリーズが販売方針の変化によって大幅に減少したことが響き、出荷台数は前年度から半減している(52.1%減)。

 なお2020年度のタブレット市場については、MM総研は790万台(11.7%増)の出荷を予測。携帯キャリアからの個人向けタブレット市場のV字回復は見込めないものの、「GIGAスクール構想」を受けた2in1タイプのタブレット需要の期待や、5G対応タブレット登場の可能性などに期待が寄せられる、とコメントしている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月21日 更新
  1. 「こりゃ買えないわ」の声――ついに30万円突破の128GB DDR5メモリも (2025年12月20日)
  2. 3COINSで1万6500円の「10.1インチ タブレット」を試す 雑に扱える手軽さで、子供や大人の2台目に検討の価値アリ (2025年12月20日)
  3. Thunderboltがあればメイン環境を持ち歩ける? 「ThinkPad P14s Gen 6 AMD」と外付けGPUユニットを試してみた (2025年12月19日)
  4. 香港と深センのPC向けメモリ/ストレージ価格はどうなっている? 日本の状況と比べてみた (2025年12月19日)
  5. ナカバヤシ、小型トラックボールを内蔵した薄型ワイヤレスキーボード (2025年12月19日)
  6. PC版「ホグワーツ・レガシー」の無料配布が間もなく終了 累計販売4000万本突破、“ハリポタ”舞台のオープンワールド・アクションRPG (2025年12月18日)
  7. Steamで2025年最後の安売り「ウインターセール」開催中! 恒例の「Steamアワード」も投票開始 (2025年12月19日)
  8. 電源内蔵で配線がスッキリする「エレコム スイッチングハブ EHC-G08MN4A-HJB」が17%オフの4980円に (2025年12月18日)
  9. スマートホーム“ガチ勢”向け「SwitchBot AIハブ」を試す 映像内の“出来事”をトリガーに家電操作できるAIカメラ実現 (2025年12月15日)
  10. メモリは64GBキットを断念する空気感――128GBは何と20万円前後に (2025年12月13日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー