タッチ操作と144Hz表示対応! プリンストンのモバイルディスプレイ「UP-M156THD」を試す(3/4 ページ)

» 2021年06月16日 12時00分 公開
[雪城あさぎ,ITmedia]
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PCゲームも移植スマホアプリも楽しめる

 続いて、144Hz表示を生かした楽しみ方としてゲームを遊んでみる。今回は高いフレームレートが出て、動きが素早く残像感を確認しやすいFPSゲーム「APEX Legends」を試した。

 数回マッチを試して戦闘も何度か起きたが、明確に残像が発生してゲームに支障が出る、ということはなかった。すぐ近くをキャラクターが横切り、比較的大きい映像更新のタイミングもあったが同じく残像は感じられず、高いリフレッシュレートを生かして十分に楽しめた。

UP-M156THD 映像表示がなめらかだと、スピードの速い動きでも状況を把握しやすい

 APEX Legendsをプレイしているとよく遭遇するのが、近距離で戦うときに立ちとしゃがみを素早く切り替えたり、左右に動き続けて攻撃を避けようとしたりする相手だ。実際に60Hzの状態、144Hzの状態で検証している最中に遭遇したが、60Hzだと目に見えて残像や映像飛びが発生して見にくくなるのに対して、144Hz表示だと残像も少なくはっきりと確認できた。

 プレイヤーが撃った弾の軌跡も、144Hzなら映像が飛ぶこともなく見やすく表示され、音響も合わせて近くで発生した戦闘の様子を把握しやすかった。

 高いリフレッシュレートのディスプレイを持つゲーミングノートPCやスペックの高いワークステーションに本製品を接続して表示画面を拡張すれば、外出先でも幅広い画面でなめらかな映像のゲームを楽しめる。最近の時勢では難しいが仕事で出張し、宿泊先での作業後に自宅と変わらない環境で遊ぶ、などといった用途だ。

UP-M156THD 低いリフレッシュレートで激しく動いていると残像が発生しやすい「弾の軌跡」。リフレッシュレートが高ければはっきりと表示される

 高いリフレッシュレートをフルに活用せずとも、タッチ操作を生かせるゲームはないだろうか、と検討してみたところ、スマホアプリとしてリリースされた後にPCへ移植されたゲームが最適だと思い「アリス・ギア・アイギス」(以下、アリスギア)を遊んでみた。操作系はPC向けに最適化されているが、マウスのドラッグやアイコンをクリックする操作でスマホに近い操作ができる。

 元がタッチ操作のみのアプリなので、キャラクターの移動や攻撃は問題なく行える。ただし、スワイプでの移動中にスキルアイコンをタップしようとすると右クリックとして認識された。ここはアプリ側の認識の違いで、マルチタッチが機能していないわけではない。

UP-M156THD アリスギアの戦闘シーン。スワイプで移動し、タップで攻撃する。画面下部のアイコンをタップすると強力なスキルを使える

 アリスギアの大きな特徴として、キャラクターとメカの3Dモデルを360度見渡せる機能があるが、ここでマルチタッチ機能が効果を発揮した。マウスでは操作できなかった「2本指でスワイプすることで、キャラクターに追従しない形でカメラを動かす」操作ができたのだ。

 アリスギアにはこの操作を行うことで認できるメカの構造が多いため、PC上でタッチ操作ができることが非常に役立った。

UP-M156THD メカと美少女キャラクターの融合が人気のアリスギア。スマホアプリとしては精細な3Dモデルで表現されており、メカが変形する様子もバリエーション豊かだ

 他にもタッチ操作で手軽に遊べるようになるものといえば、画面をタップするだけでゲームが進行するノベルゲームや、ブラウザ上で動作するゲームが思いつく。画面上にさまざまなボタンが並ぶ中で、マウスだとカーソルを動かしすぎて意図しない操作をしてしまうこともあるため、指で狙った場所をすぐにタップできる機能があると遊びやすさが大きく変わる。

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