富士通クライアントコンピューティングは6月22日、同社製電子ペーパー端末「QUADERNO」の新モデルを発表、7月8日に販売を開始する。価格はオープン、同社直販価格はA5モデル(型番:FMVDP51)が4万9800円、A4モデル(型番:FMVDP41)が6万9800円だ(税込み)。
今回のモデルではワコム製のEMR方式デジタイザを採用しているのが特徴で、より遅延の小さい快適な描き心地とバッテリーレスの利便性を実現した。ディスプレイには最新のE Ink Carta 1250を採用し、視認性を向上しているのも特徴だ。
従来モデルからプロセッサとメモリを増強し処理速度を改善、「反応速度が約20%向上」したとしている。またスタイラスペンのサイドボタンとテールスイッチには任意の機能割り当て(赤ペン、消しゴム、ハイライト、範囲選択、拡大の5種)が可能となった。
またScanSnapシリーズ(iX1600/iX1500/iX500/iX100)を直接接続したスキャンも利用可能だ。
富士通、電子ペーパー「QUADERNO」の機能アップデートを実施
ScanSnapからの直接取り込みにも対応:富士通の電子ペーパー端末「QUADERNO」を1カ月使って分かったこと
電子ペーパー端末「QUADERNO」でScanSnapとのダイレクト連携が可能に
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