強烈な高機能! 日本HPのゲーミングノート「OMEN 17」上位モデル先行レビュー(4/6 ページ)

» 2021年12月24日 14時00分 公開
[長浜和也,ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

「OMEN Gaming Hub」でパフォーマンスをカスタマイズ

 先述の通りOMEN 17のエクストリームモデルは、かなりパワフルなゲーミングノートPCだ。「静かさ重視」「性能最優先」といった形で使う場面によってパフォーマンスを切り替えたくなることもあるだろう。

 そこで活用したいのが、専用のユーティリティーソフト「OMEN Gaming Hub」だ。Gaming Hubは従来の「OMEN Command Center」に相当するもので、ウォッチパーティーに関連する機能が追加されている。

システムモニター OMEN Gaming Hubのデバイス情報画面。上部にあるタブをクリックすることで、さまざまな設定にアクセスできる。画面をよく見ると分かるが、PC本体以外のOMENブランドの周辺機器の設定も行うことも可能だ(詳しくは後述する)

 パフォーマンスの切り替え(カスタマイズ)を行いたい場合は、Gaming Hubの「パフォーマンスコントロール」を利用する。この項目では、アプリケーション単位で動作クロックを動的に可変させる「電源モード」、システム温度の冷却能力を設定する「温度コントール」を設けており、電源モードでは「最適」モードと「パフォーマンス」モードを選択できる。

 温度コントロールは、ファンの回転数を固定したり、事前に用意したCPU温度とファン回転数のグラフに合わせて可変設定としたり、アプリに応じて自動最適化したりと、多彩な組み合わせを選択できるようになっている。

 電源モードや温度コントロールの設定の組み合わせによって、ファンの回転数、すなわちOMEN 17から発生する騒音の大きさと処理パフォーマンスは変化する。そこで、電源モードや温度コントロールの設定を変えながら3DMarkのTime Spy Extreme(4K描画のテスト)を実行し、そのスコア(Graphics Score/CPU Score)の変化と最大音圧を調べてみよう。

 結果は以下の画像の通りとなった。

結果 OMEN Gaming Hubで「電源モード」と「温度コントロール」を調整して3DMark(Time Spy Extreme)を実行した際のGraphics Score、CPU Scoreと最大音圧。パフォーマンスモードにおいて温度コントロールの「手動:最低」がないのは、パフォーマンスモードにすると中央未満を選べなくなるからだ。

 結果を見ると分かる通り、騒音の大きさは温度コントロールに依存しており、電源モードとは関係しない。温度コントロールを手動で最低の設定にすると、最大音圧は40dBA未満となる一方、最大設定にすると57dBAを超える。

 ただし、パフォーマンスモードでは温度コントロールの最低値が高くなるため、騒音は必然的に大きくなる。温度コントロールを手動で中央値(パフォーマンスモードにおける最低値)に設定しても、風を切る音はハッキリと聞こえる。音圧が50dBAを超えると、「ごう音」と言いたくなるくらいの音になってしまう

裏面 OMEN 17の底面を見てみると、2基のクーラーファンとヒートシンクを確認できる。この2基のファンが発する最大音量は、さすがに「ごう音」となる。ただ、ゲーミングノートPCなら許される、というか、これくらいの音を出してでも思いきり冷やせることはむしろ“ふさわしい”ぐらいである

 3DMark(Time Spy Extreme)のスコアは、最適モードよりもパフォーマンスモードの方が良くなる。「スコア(パフォーマンス)対騒音」という観点に立つと、スコアを良くしたいならパフォーマンスモードの方が優れていることになる。

 個別のスコアを見てみると、CPU Scoreは温度コントロールをより強力な設定にすると高まる。一方で、Graphics Scoreは温度コントロールを自動にすると良好な結果を示した。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月10日 更新
  1. Intelのリップブー・タンCEOが来日 日本への感謝を伝える (2026年10月07日)
  2. 画面はより明るく、質感も向上したスマートウォッチ「Amazfit Balance 3」は普段使いとしても買いか? (2026年10月08日)
  3. 約56gで4万円台の最軽量ARグラス「xbx a01+」を試す 割り切りが生んだ快適さ、Steam DeckやDeXと相性抜群 (2026年10月08日)
  4. ASUS、次世代AIチップ「RTX Spark N1X」搭載のクリエイター向けノートPC「ProArt P14」を国内展開 価格や時期は未定 (2026年10月08日)
  5. RTX Spark搭載の「Surface Laptop Ultra」は10月16日から順次発売 51万3480円から (2026年10月08日)
  6. 日本限定で「ちいかわ」コラボモデルも! Google Play対応の「Amazon キッズ タブレット」が10月14日に発売 選べる2サイズで3万9980円から (2026年10月08日)
  7. 「HP EliteBook 8 G2iW 14」は、日本のビジネスパーソンのために生まれた1kg切り14型ノートPC! 日本発となるモデルを7年ぶりに投入 (2026年10月08日)
  8. 面倒な窓掃除はお任せ! 5万円切りの超薄型・窓拭きロボ「WINBOT mini 2」を試す マグネットなしで強力吸着、窓枠1mmまで攻める (2026年10月09日)
  9. 日本HPが個人向け新ノートPCを10月下旬に発売 RTX Spark搭載の「OmniBook Ultra 16 AI PC」と若者の最初の1台を狙う「OmniBook 5 14」 (2026年10月09日)
  10. エレコム、大型ダイヤル+キーを備えた8in1拡張ドック (2026年10月07日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー