EIZO、HDRコンテンツ制作向きの27型カラーマネジメント液晶ディスプレイ

[ITmedia]

　EIZOは1月27日、HDR映像制作向けをうたうWQHD/4K対応の27型液晶ディスプレイ2製品「ColorEdge CG2700S」「ColorEdge CG2700X」を発表した。発売日は2022年春以降の予定だ（価格はオープン）。

ColorEdge CG2700S（上）、ColorEdge CG2700X（下）

　ともに広色域表示に対応したクリエイター向けの27型液晶ディスプレイで、ColorEdge CG2700Sは2560×1440ピクセル、同 CG2700Xは3840×2160ピクセル表示をサポートした。従来製品「ColorEdge CG2730-Z」「ColorEdge CG279X」の後継機種で、USB Type-C接続時にディスプレイ機能と合わせて各種インタフェースを利用可能になっているのが特徴だ。有線LANポートとUSBポート×4（USB 3.1×2、USB 2.0×2）を内蔵しており、ディスプレイをドッキングステーションのように活用することができる。

　表示機能としては、放送向けの「Hybrid Log Gamma」と配信/映画制作向けの「PQ」のHDR入出力特性に合った表示に対応。表示色域はDCI-P3カバー率98％/Adobe RGBカバー率99％を実現している。また、入力信号に応じて輝度/ガンマ/色域の自動切り替えを行えるSync Signal機能も搭載した。