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» 2022年02月24日 11時00分 公開

日本HPが第12世代Core搭載の最新ケーミングデスクトップPCを発表 2月24日から順次発売

日本HPが「OMEN(オーメン)」「Victus(ヴィクタス)」ブランドのゲーミングデスクトップPCの新モデルを投入する。Intel CPUを搭載するモデルは最新の第12世代Coreプロセッサを採用した処理能力重視の構成で、AMDのCPU/APUを搭載する構成はコストパフォーマンス重視の構成となっている。

 日本HPは2月24日、「OMEN(オーメン)」「Victus(ヴィクタス)」ブランドのゲーミングデスクトップPCとゲーミングディスプレイの新製品を発表した。同日から同社の直販サイト「HP Directplus」などで順次販売を開始する。

OMEN 45L Desktop(2月24日発売)

 「OMEN 45L Desktop」は、容積45LボディーのゲーミングデスクトップPCだ。ラジエーターを外気で冷却する独自の水冷機構「OMEN Cryo(クライオ) チェンバー」を本体の上部に備え、従来の水冷機構と比較するとピーク時のCPU温度を最大6度低く抑えられるという。HP Directplusにおける標準販売価格(税込み、以下同)は55万円からとなる。

OMEN 45L Desktop OMEN 45L Desktop
OMEN Cryo チェンバー ケースの上部にあるのがOMEN Cryo チェンバー。ラジエーターをケース上部に“分離”して設置することで外気で直接冷却できるように工夫されている。なお、ラジエーターはCooler Master製の240mm(120mmファン×2)構成を標準装備しているが、360mm(120mmファン×3)構成の市販品に換装することもできる

 CPUは第12世代Coreプロセッサ(開発コード名:Alder Lake)のアンロック対応品で、モデルによってCore i7-12700K(Pコア8基16スレッド+Eコア4基4スレッド)またはCore i9-12900K(Pコア8基16スレッド+Eコア8基8スレッド)のいずれかを選択できる。

 外部GPUはモデルによってGeForce RTX 3080 TiまたはGeForce RTX 3090のいずれかを備える。映像出力はいずれもDisplayPort端子×3とHDMI端子×1となる。

 マザーボードはDDR4規格のDIMMスロットを4本備え、メインメモリは最大64GB(16GB×4)まで搭載可能だ。出荷時はHPが買収したHyperXブランドの16GBメモリモジュール(DDR4-3733、Intel XMP対応、RGBライト付き)を2枚搭載している。ストレージはWestern Digital製のPCI Express 4.0接続のSSD「WD Black」の2TBモデルを搭載する。プリインストールOSは「Windows 11 Pro」だ。

 拡張スロットはPCI Express 5.0 x16(占有済み)、PCI Express 3.0 x4×1、M.2×3(2スロットは占有済み)を用意している。ポート類は天面にUSB 2.0 Type-A端子×2とUSB 3.0 Type-A端子×2、ヘッドセット(イヤフォン出力/マイク入力コンボ)端子、マイク入力端子を、背面にUSB 2.0 Type-A端子×2、USB 3.0 Type-A端子、USB 3.1 Type-A、USB 3.0 Type-C端子、USB 3.1 Type-C端子、音声出力端子、音声入力端子とマイク入力端子を備える。無線通信はWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)とBluetooth 5.0に対応する。

 ボディーサイズは約204(幅)×470(奥行き)×555(厚さ)mmで、重量は約22.6kgとなる。

左右パネル 左右のパネルは簡単に開閉できるためメンテナンスをしやすい

ケース単品売りは「市場の様子を見極めて判断」

 海外の一部市場では、OMEN 45L Desktopの本体ケース(OMEN Cyro チェンバー付き)が「OMEN 45L ATX Case」として単品販売される予定となっている。

 日本では「市場の状況を見極めて(単品販売に踏み切るかどうか)判断したい」(担当者)ということで、現時点では販売の予定はないという。

OMEN 40L Desktop(2月24日発売)

 「OMEN 40L Desktop」は、容積40LボディーのゲーミングデスクトップPCだ。ボディーはOMEN 45L DesktopからOMEN Cyro チェンバーを省いたような構成となっており、電源ユニットからの排熱を直接マザーボードに当てないように“仕切り”を設けることで従来モデル(OMEN 30L Desktop)と比べて放熱効率を高めているという。HP Directplusにおける標準販売価格は35万2000円からとなる。

OMEN 40L Desktop OMEN 40L Desktop
ボディー設計 ボディーはOMEN 45L DesktopからOMEN Cyro チェンバーを省いたような構成となっている。電源ユニット(PSU)を物理的に囲むことで、電源ユニットからの排熱がマザーボード側に直接流れ込まないように工夫されている

 OMEN 40L Desktopの採用するCPUはCore i7-12700Kのみとなる。外部GPUはモデルによってNVIDIAのGeForce RTX 3070、GeForce RTX 3070 Ti、GeForce RTX 3080のいずれかを搭載している。映像出力はいずれもDisplayPort端子×3とHDMI端子×1を備える。

 マザーボードはDDR4規格のDIMMスロットを4本備え、メインメモリは最大64GB(16GB×4)まで搭載可能だ。出荷時はGeForce RTX 3070モデルは16GB(8GB×2)、GeForce RTX 3070 Ti/3080モデルは32GB(16GB×2)のHyperXブランドのモジュール(DDR4-3733、Intel XMP対応、RGBライト付き)を装備している。ストレージは1TBのSSD(WD Black)を搭載する。プリインストールOSはWindows 11 Proをプリインストールだ。

 拡張スロット、ポート類や無線通信の仕様はOMEN 45L Desktopと同様だ。ボディーサイズは約204(幅)×470(奥行き)×467(厚さ)mmで、重量は約18.7kgとなる。

OMEN 25L Desktop(2022年春発売予定)

「OMEN 25L Desktop」は、容積25LボディーのゲーミングデスクトップPCだ。従来モデルと比べると、フロントファンを増設して冷却効率を高めた他、空冷機構をトップフローからサイドフローに変更している。

 日本ではブラックボディーの「インテル版」と、セラミックホワイトボディーの「AMD版」の2種類が用意される。HP Directplusでの標準販売価格は、インテル版が22万円から、AMD版が26万4000円からとなる。

OMEN 25L Desktop OMEN 25L Desktop(インテル版)はブラックボディーを採用する
OMEN 25L Desktop OMEN 25L Desktop(AMD版)はOMENブランドのデスクトップモデルとしては初めてセラミックホワイトボディーを採用する
拡張性 インテル版とAMD版は共に、コンパクトながらも拡張性の高いボディー構造となっている。

インテル版

 インテル版のCPUは、アンロック非対応かつ内蔵GPUを備えないCore i7-12700F(Pコア8基16スレッド、Eコア4基4スレッド)を搭載する。外部GPUはモデルによってGeForce RTX 3060またはGeForce RTX 3060 Tiを採用する。映像出力はいずれもDisplayPort端子×3とHDMI端子×1を備える。

 マザーボードはDDR4規格のDIMMスロットを4本備え、メインメモリは最大64GB(16GB×4)まで搭載可能だ。出荷時はHyperXブランドの8GBメモリモジュール(DDR4-3200、Intel XMP対応、RGBライト付き)を2枚搭載している。ストレージは1TBのSSD(WD Black)を備える。プリインストールOSはWindows 11 Proだ。

 拡張スロットはPCI Express 5.0 x16(占有済み)とM.2×3(2つは占有済み)を用意している。ポート類は前面にUSB 3.0 Type-A端子×2、ヘッドセット端子とマイク入力端子を、背面にUSB 3.1 Type-C端子、USB 3.1 Type-A端子、USB 2.0 Type-A端子×4、ライン出力端子、ライン入力端子とマイク入力端子を備える。無線通信はWi-Fi 6とBluetooth 5.0に対応する。

 ボディーサイズは約165(幅)×396(奥行き)×448(厚さ)mmとなる。

AMD版

 AMD版のCPUはRyzen 5 5600X(3.7GHz〜4.6GHz、6コア12スレッド)を採用する。外部GPUはRadeon RX 6700 XTで、映像出力はDisplayPort端子×3とHDMI端子×1を備える。

 マザーボードはDDR4規格のDIMMスロットを4本備え、メインメモリは最大64GB(16GB×4)まで搭載可能だ。出荷時はHyperXブランドの8GBメモリモジュール(DDR4-3200、RGBライト付き)を2枚搭載している。ストレージは1TBのSSD(WD Black)を備える。OSはWindows 11 Proをプリインストールする。

 拡張スロットはPCI Express 4.0 x16(占有済み)とM.2×3(2つは占有済み)を用意している。無線通信はWi-Fi 6とBluetooth 5.2に対応する。ポート類の仕様やボディーサイズはインテル版と同様だ。

Victus by HP 15L(2022年春発売予定)

 「Victus by HP 15L」は、15Lの省スペース型ゲーミングデスクトップPCだ。素材の一部にリサイクルプラスチックを用いた環境配慮型製品でもある。「外部GPUなし」「外部GPUあり」の2モデル構成となっており、HP Directplusでの標準販売価格は12万1000円からとなる。

Victus by HP 15L Victus by HP 15L

 APU(GPU統合型CPU)はRyzen 5 5600G(3.9GHz〜4.4GHz、6コア12スレッド)で、外部GPU付きモデルではRadeon RX 6600 XTも搭載される。外部GPU付きモデルでは「Smart Access Memory(Resizable BAR)」を利用することでグラフィックスパフォーマンスをさらに引き上げられるようになっている。

 メインメモリはDDR4-3200規格で、標準で16GB(8GB×2)を備える。モジュールを換装すれば、最大32GBまで拡張可能だ。ストレージはPCI Express 3.0接続の512GB SSDを搭載している。OSはWindows 11 Homeをプリインストールする。

 拡張スロットは、PCI Express 3.0 x16(外部GPU付きモデルは占有済み)、PCI Express 3.0 x4(空き)とM.2×2(占有済み)を備えている。ポート類は天面にUSB 3.0 Type-A端子×2、USB 3.1 Type-A端子×2とUSB 3.0 Type-C端子を、前面にヘッドセット端子を、背面にUSB 2.0 Type-A端子×4を備えている。無線通信は、Wi-Fi 6とBluetooth 5.2に対応する。

 ボディーサイズは約155(幅)×297.3(奥行き)×337(厚さ)mmとなる。

OMEN 27u 4K(2022年春発売予定)

 「OMEN 27u 4K」は、OMENブランドとしては初めてHDMI 2.1入力端子を備えるゲーミングディスプレイだ。これにより、最新の据え置き型ゲーム機でもハイリフレッシュレートのゲームを楽しめる。HP Directplusにおける標準販売価格は9万7000円となる。

OMEN 27u 4K OMEN 27u 4K
ハイリフレッシュレート OMENディスプレイとしては初めてHDMI 2.1規格に対応するHDMI入力端子を備えた。これにより、PlayStation 5(PS5)やXbox Series Xといった最新据え置き型ゲーム機から4K/120Hz映像を入力できるようになった

 ディスプレイパネルは27型のIPS液晶で、最大解像度は4K(2160p/UHD、3840×2160ピクセル)となる。リフレッシュレートは最大144Hz、応答速度は最短1ミリ秒(Grey-to-Gry)だ。AMDの表示同期技術「FreeSync Premium Pro」にも対応する。

 カラーの再現性の面では、sRGBの色域を95%カバーしている。DisplayHDR 400規格に準拠するHDR表示も可能だ。工場出荷時にハードウェアキャリブレーションも実施しているという。テュフラインランドの「Eyesafe認証」を取得したハードウェアベースのブルーライトカット機能も備えている。

 背面のアンビエントLEDライト「OMEN Diamond」は専用ユーティリティーソフト「OMEN Light Studio」から光り方のコントロールが可能だ。

 ポート類は、左側にUSB 3.1 Type-A端子×2とUSB 3.1 Type-C端子(アップストリーム専用、映像入力非対応)を、右側にオーディオ出力端子、HDMI 2.0入力端子、HDMI 2.1入力端子とDisplayPort入力端子を備える。

キャリブレーション 1台1台ハードウェアキャリブレーションを実施した上で出荷される
ライティング 背面のOMEN Diamondは専用ユーティリティーソフトから光り方をコントロールできる

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