第12世代Coreプロセッサのリリースに合わせて、IntelのノートPC認証プログラム「Intel Evoプラットフォーム」は、前身の「Project Athena」から数えて第3世代となる。
第3世代のEvoプラットフォームは、第11世代Coreプロセッサに合わせて登場した第2世代の要件を時代に合わせて進歩させたものだ。主要なものは以下の通りだ。
(※3)通信に優先順位を付ける機能と、Wi-Fi接続を自動的に分析して最も品質の良いアクセスポイントにつなぎ替える機能からなる
Intelによると、100を超える第3世代Evoプラットフォームに準拠するモデルが2022年中にリリースされる予定だという。そのうち、8を超えるモデルがIntel VSCを備え、15を超えるモデルが5G通信に対応するとのことだ。
体験要件の1つである「Web会議に便利な4つの機能を備えること」は、ハードウェア要件を満たせば容易にクリアできそうに見える。ただし、ハードウェアはもちろん、ソフトウェアを含めてチューニングをしっかりとしないと満たせないようだ第3世代Evoプラットフォームでは、ノートPCを取り巻く“周辺要素”にもフォーカスを当てている。
まず、2022年末をめどにスマートフォン、タブレットやスマートウォッチなどマルチデバイス間のシームレスな連携機能を一部のEvoプラットフォーム準拠モデルに実装する。具体的には、以下のようなことを行えるようにするという。
さらに、Evoプラットフォームに最適化された周辺機器を認証する「Enginered for Intel Evo」アクセサリーパートナープログラムを立ち上げる。この認証を取得できる周辺機器はThunderbolt 3/4対応機器とBluetoothヘッドセットで、以下の要件を満たした上でIntelの認証を受ける必要がある。
Evoプラットフォーム対応ノートPCで使うThunderbolt 3/4デバイスやBluetoothヘッドセットを認証する「Enginered for Intel Evo」認証もスタートする。現時点では既存製品が中心となっているようだ第3世代Evoプラットフォームでは、フォルダブル(折り曲げ可能な)ディスプレイを持つタブレットPCも認証対象に含まれる。第3世代のハードウェア/体験要件を全て満たした上で、以下の要件も全て満たす必要がある。
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