映像にもパーソナルな時代が来る――エイベックス、携帯向け番組「BeeTV」開局(1/2 ページ)

» 2009年04月02日 02時16分 公開
[田中聡,ITmedia]

 エイベックス・エンタテインメントは4月1日、5月1日に開局予定の携帯専用放送局「BeeTV」の番組制作発表会を開催した。

 NTTドコモとエイベックス・エンタテインメントは、2008年9月30日に合併会社「エイベックス通信放送」を設立することで合意しており、2009年4月10日に会社を設立することが決定している。

photo 「BeeTV」のロゴにはミツバチを採用。「携帯インターネット上を忙しく飛び回り、プレミアムなエンタメ映像のみを収集してくるミツバチ」をイメージした。このほか、「ハチの巣ほど多くの番組を配信する」という意味も込められている
photophoto ステージには、エイプリルフールにちなんだ各タレントの広告を掲載。キャッチコピーは「ウソつきは、エンターテインメントのはじまり」

月額315円で8ジャンルの番組を見放題

 「BeeTV」は、携帯だけで視聴できる映像コンテンツをラインアップする。番組は「ドラマ」「ミュージック」「お笑い」「トーク」「バラエティ」「ムーログ」「アニメ」「エデュテイメント」の8ジャンルで構成され、5月1日以降毎週月曜から金曜日の朝、昼、夕に配信する。

 BeeTVはNTTドコモの公式サイトとして提供され、ドコモの10Mバイトiモーション対応機種で視聴できる(ただしP903iXとF903iXは対応しない予定)。番組は「10M iモーション」か「Music & Videoチャネル」で視聴できるほか、「iアプリムービー」による配信も予定。エイベックス・エンタテインメントによると、どの番組もこれら3つの方法で視聴できる予定だという。

http://beetv.jp/

 アクセスは (1)iチャネル→BeeTV (2)iメニュー→動画→BeeTV (3)iメニュー→メニューリスト→動画/ビデオクリップ→TV/ドラマ/映画→BeeTV (4)http://beetv.jp/ の4つの方法から。

 なお、動画はストリーミング形式で配信される。ダウンロードして端末や外部メモリに保存することはできない。

 BeeTVの利用料金は月額315円。映像コンテンツごとにポイントなどを消費する必要はなく、会員登録をすれば、毎月315円で番組が見放題となる。利用するには、「パケ・ホーダイ ダブル」などパケット定額サービスの契約が必須となる。

 各番組には配信期間が設けられているが、番組は最終話の配信終了から1週間後にアーカイブ化され(一部を除く)、月額登録したユーザーが過去に配信された番組を1話50円(予定)で購入できる。なお、番組の配信期間は「現時点では未定」(エイベックス・エンタテインメント)とのこと。

 番組の長さは1回あたり2分〜10分程度。また、番組ではバストアップの映像を多めにするなど、携帯の画面での見やすさを考慮したという。

視聴回数に応じて印税が決定――新しい収益分配モデル

 BeeTVのビジネスモデルには、新たなコンテンツ流通システム「Bee Platform」を採用した。映像コンテンツの原版権を確保した上で、携帯配信のみらず、DVD化や書籍化といったマルチメディア展開も予定している。

 合わせて、Bee Platformでの収益を、コンテンツの人気度に応じて制作者側と共有する新しい収益分配モデル「Good Share」システムも導入する。総売上の11%を上限とし、ユーザーが番組を視聴するほどに、キャストと制作者側に多くの「ケータイ配信印税」が支払われる。また、DVD化などのマルチユース展開を行った場合でも、各収益の最大11%を上限としてキャストやスタッフに印税が分配される。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月18日 更新
  1. 新AEON Pay×WAON POINTを徹底攻略 「ポイント二重取り」や「毎月10日の5%還元」に注目 (2026年02月17日)
  2. 着脱は“カチッ”と一瞬 Apple Watch Ultraを格上げするAulumuのマグネット式ナイロンバンド「C03」が快適 (2026年02月16日)
  3. 「dカード GOLD」に見る“Amazonプライム的”な顧客獲得手法 ドコモ経済圏の粘着性を読み解く (2026年02月17日)
  4. 6980円の頑丈スマートウォッチ「Legion 3」登場 IP69Kの防水・防塵対応でMIL規格準拠 (2026年02月16日)
  5. 【ユニクロ】4990円の「マルチポケットバックパック」 15型ノートPC収納用のスリーブ、6個のポケットを搭載 (2026年02月17日)
  6. ZTEの折りたたみ「nubia Fold」を使って分かった長所と短所 2年6万円台で価格破壊をもたらす1台だ (2026年02月16日)
  7. Google マップ、Geminiで口コミ要約など新機能を日本で展開スタート 口コミはニックネームでの投稿可能に (2026年02月16日)
  8. 幅92mmの「HUAWEI Pura X」は“令和のズルトラ”? 「Xperia Z Ultra」と実機比較、折りたためるファブレットだ (2026年02月15日)
  9. ピカチュウ仕様のガジェットポーチ、Ankerから1990円 充電器やケーブルをすっきり収納 (2026年02月16日)
  10. ドコモ3G停波=ガラケー終了ではないことを、父親に説明するのに苦労したハナシ (2026年02月14日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年