NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルは5月7日、3.9Gの移動通信システム導入に向けた免許を総務省に申請したことを明らかにした。同日には、イー・モバイルも免許を申請したことを発表しており、4キャリアが申請を済ませたことになる。
3.9Gの移動通信システムについては、日本で携帯電話事業を展開するドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・モバイルが、LTEの採用を明らかにしている。NTTドコモが2010年秋の商用サービス開始を目指しており、KDDIは2012年のLTE導入を計画。ソフトバンクモバイルとイー・モバイルも、HSPA+やDC-HSDPAを経由して2012年前後のLTE導入を目指すとしている。
申請した周波数帯は、KDDIとソフトバンクモバイルが1.5GHz帯、イー・モバイルが1.7GHzで、ドコモは非公表。通信方式については4キャリアともLTEとしており、ソフトバンクモバイルはHSPA+とDC-HSDPA、イー・モバイルはDC-HSDPAも利用する。
3.9Gの免許については、総務省が
という方針を明らかにしており、4月3日から5月7日まで、申請を受け付けていた。
| 通信キャリア | 周波数帯と周波数幅 | 通信方式 |
|---|---|---|
| NTTドコモ | 非公表 | LTE |
| KDDI | 1.5GHz(周波数幅は非公表) | LTE |
| ソフトバンクモバイル | 1.5GHz(周波数幅10MHz) | LTE、HSPA+、DC-HSDPA |
| イー・モバイル | 1.7GHz(周波数幅10MHz) | LTE、DC-HSDPA |
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