ドコモ、ソフト未更新の「N-06A」「P-07A」でiモードサービスを停止

» 2009年05月28日 18時52分 公開
[ITmedia]

 ドコモは、不具合で販売を中止している「N-06A」「P-07A」の販売済みの端末について、ソフト更新を行っていない端末のiモードサービスを28日の16時に停止したことを明らかにした。N-06AとP-07Aの販売台数は5月28日15時時点で1万8900台。うちソフトウェア未更新の端末台数は2100台となっている。

Photo NEC製のN-06A

Photo パナソニック モバイルコミュニケーションズ製のP-07A

 ドコモはiモードのサイト接続時に、サイト側との連携が正常に行われず正しく動作しないという不具合が発生したことから、N-06AとP-07Aの販売を一時中断している。すでに販売済みの端末については、ソフトウェアアップデートを行うよう呼びかけ、更新を実施していない端末については5月28日の16時にiモードサービスの提供を停止した。ドコモはiモードサービスの停止措置について、「ソフトウェアの不具合に伴う不適切なアクセスにより、利用者に迷惑をかけないため」と説明している。

 iモードサービスが停止した端末については、iモード経由のエアダウンロードによるソフトウェア更新が行えないため、ドコモショップでの預かり修理となる。

 N-06A、P-07Aはともに、初期状態では自動でソフト更新を行う設定になっているが、設定を変えたり、端末の充電が十分でない場合などには手動更新が必要となる。なお、今回のソフト更新は暫定措置であり、ソフト更新後にはiモードブラウザのJavaScriptが使えなくなる。

 ドコモでは両端末の販売再開時期について、「1〜2週間後をめどに再開にこぎつけたい」(ドコモ広報)としている。

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