京都国際マンガミュージアムが10月4日まで、iPhoneによる館内ガイドと書架検索の実証実験を実施する。
マンガやアニメ、ゲームなどの日本のコンテンツを紹介するイベント「KYOTO Cross Media Experience 2009」の開催に合わせて実施するもので、来館者には館内を案内するためのコンテンツがプリセットされたiPhoneを貸し出す。
来館者はiPhoneを利用して、開架書架の蔵書を確認したり、各ギャラリーや展示作品の紹介情報を閲覧したりできるほか、日・英・中・韓の4カ国語による一部音声のガイドも利用可能。ほかにも、クイズに正解してポイントをためると京都国際マンガミュージアムのマスコット「マミュー」が成長するゲームや、読み込んだ地点のマーカータグを把握できるマーカーマップ画面を用意するなど、館内のさまざまなエリアを“歩きたくなる”しかけを盛り込んだ。
なお、iPhone内には頓智・(トンチドット)の拡張現実iPhoneアプリ「セカイカメラ」もプリセットされ、指でタッチすると館内案内や展示情報などの詳細画面が表示される。蔵書コンテンツについても、期間内に準備が整えば入れる予定としている。
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