MMD研究所は2月25日、「iPhoneの購入意向に関する意識調査」の結果を発表した。調査は2月12日から同15日まで、協賛モバイルメディア6サイトの協力を受けて実施したもので、有効回答数は1607人。
iPhoneを持っていない携帯ユーザーを対象に、iPhoneを購入しない理由について調査したところ、「使っている携帯電話会社(携帯キャリア)が違うから」と回答したユーザーが、NTTドコモユーザーでは53.3%、auユーザーでは62.0%でともに1位となった。またソフトバンクモバイルユーザーでは、「今の携帯電話に満足しているから」が1位で47.2%。ドコモ、auユーザーでも、「今の携帯電話に満足しているから」という回答はそれぞれ47.6%、50.4%という高い割合を示した。「使いづらそう」「携帯サイトが見られない」「絵文字が使えない」(最新ソフトウェアでは468種類の絵文字に対応)といった回答は、ドコモ、auユーザーともに2割未満だった。
また、ソフトバンク以外の携帯キャリアからiPhoneが発売された場合の購入意向を聞くと、ドコモユーザーの52.3%、auユーザーの56.8%が「契約キャリアからiPhoneが発売されたら購入する」と回答。また、iPhoneを持っていないソフトバンクユーザーでは、「購入するつもりはない」という回答が96.4%となっている。
iPhoneを持っていない携帯ユーザーに、iPhoneで魅力を感じる機能を聞くと、どのキャリアのユーザーも約3割が「インターネット」「タッチディスプレイ」「iPod機能」と回答し、上位3位を占める結果となった。
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