スマートフォン、ビジネス市場への普及は:調査リポート

» 2010年06月03日 15時41分 公開
[ITmedia]

 IDC Japanが6月2日、国内ビジネスモビリティの市場予測を発表した。

 この予測によると、社外でPCを利用しているユーザー(以下ビジネスモビリティPCユーザー)は2009年には414万人となり、全法人PCユーザーの12%、法人ポータブルPCユーザーの23%に達することが分かった。

 2009年から2014年のビジネスモビリティPCユーザーの年間平均成長率は7.8%、2014年のユーザー数は602万に達すると予測。市場の活性化を促進する要因としては、国内労働人口の減少、データ通信カードの普及、デスクトップPCからポータブルPCへの移行などがあるとしており、阻害要因としては、セキュリティの制約やスマートフォンなどの競合製品の普及、LTEインフラの整備遅延などが挙げられた。

 法人と個人を合わせたスマートフォン市場は、2009年には2008年の約3倍にあたる204万人に増加したものの、全携帯電話加入者の約2%にとどまっている。機種別で見ると、2009年はiPhoneが中心となっていたが、今後はAndroid端末が主流になる可能性が高いと考えられるという。

 スマートフォン市場は2010年には約410万人、2014年には約1500万人規模に達し、全携帯電話加入者の約12%を占めると予測される。しかしビジネス市場への普及は限定的であり、オープンプラットフォーム環境の整備や開発環境が大きく改善されないかぎりは、2014年でも全スマートフォン市場の約5%にとどまると同社は予測している。

 なお、今回の発表内容の詳細は、同社が発行したリポート「国内ビジネスモビリティ市場 2009年の分析と2010年〜2014年の予測」に掲載されている。価格は63万円。

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