アーティフィスは、ARマーカーなどの2次元コードを使用することなく、写真や絵画などの複雑な画像を認識できる「ARイメージマーカー」を発表した。
ARイメージマーカーは、あらかじめ指定された画像がスマートフォンのカメラに映ると、AR(拡張現実)でオブジェクトを配置したり、動画を再生したりできる技術。また、イメージマーカーの角度から地形を認識して3Dオブジェクトを配置することも可能だ。
ARイメージマーカーの採用例として、和歌山県有田市のiPhone向け情報アプリ「AR-ARIDA」内のコンテンツ「secretARmovie」が挙げられている。
同社では、デジタル版「飛び出す絵本」や、新しい形でのチラシ訴求、自宅にいながらにして家具カタログから選んだ家具を実際に配置したイメージを確認するなどの広告効果が得られるとしている。
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