ノボットがiPhone/Androidのユーザー調査――iPhoneの学生率が増加調査リポート

» 2011年04月11日 20時25分 公開
[ITmedia]

 ノボットは4月8日、iPhoneおよびAndroidのユーザー属性調査の結果を発表した。調査は3月18日から同24日まで、スマートフォンアプリ・サイトの広告配信ネットワーク「AdMaker」を導入しているiPhone/Androidアプリの利用者を対象に実施。有効回答数はiPhoneユーザーが469人、Androidユーザーが403人。

 まず、ユーザーの性別はiPhone/Androidともに似た構成となった。iPhoneユーザーは男性が68.9%、女性が31.1%だったのに対し、Androidユーザーは男性が69.5%、女性が30.5%となっている。

 一方、年齢に関してはAndroidユーザーの方が、若いユーザーの比率が高かった。iPhoneユーザーは、10代までが11.1%、20代が35.0%、30代が32.6%、40代が17.3%、50代が3.4%、60代以上が0.6%。これに対しAndroidユーザーは10代までが14.4%、20代が36.5%、30代が28.3%、40代が15.9%、50代が4.5%、60代以上が0.5%となっている。

 職業に関しては、iPhoneユーザーは有職者が70.1%、学生が21.3%、Androidユーザーは有職者が70.7%、学生が20.3%となった。ノボットが2010年7月にビデオリサーチインタラクティブと共同で行った同様の調査では、iPhoneユーザーの内訳は有職者76.6%、学生は8.9%であり、iPhoneにおける学生ユーザーの増加が顕著に見られた。

 日常で利用するツールについては、iPhoneユーザーは無料アプリという回答が68.9%、無料Webサイトが24.5%だった。これに対してAndroidユーザーは無料アプリが79.9%、無料ウェブサイトが18.6%と、Androidユーザーの方が無料アプリを使う傾向にあることが分かった。

 無料アプリ内広告については、「必ず見るようにしている」と回答したiPhoneユーザーは2.1%、Androidユーザーは3.5%、「だいたい見るようにしている」と回答したiPhoneユーザーは17.7%、Androidユーザーは16.1%となった。「たまに見ている」という回答は、iPhoneユーザーで37.3%、Androidユーザーで33.5%と若干差が出ている。

 知人・友人のおすすめでアプリをダウンロードしたことがあるかという質問には、iPhoneユーザーは81.7%、Androidユーザーは60.0%が「ある」と回答。iPhoneユーザーの方がAndroidユーザーよりも、知人や友人間でアプリを勧めあう機会が多いことがうかがえる。

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