「法人向けケータイ」の満足度調査、ドコモが4年連続でトップ調査リポート

» 2012年08月30日 17時17分 公開
[平賀洋一,ITmedia]

 J.D.パワー アジア・パシフィックは8月29日、2012年の国内法人向け携帯電話・PHSサービス顧客満足度調査の結果を発表した。

 今年で4回目となるこの調査は、従業員を100人以上擁する企業の各種電話サービスの管理・意思決定に関わる人を対象にしたもので、1社が最大2社の携帯電話・PHS事業者を評価して、2764社3646件が回答した。なおデータ通信カードは調査対象外となっている。

photo

 顧客満足度ランキングは、NTTドコモが4年連続で第1位を獲得し、次いでKDDI(au)、ソフトバンクモバイルという順になった。ドコモは、「営業対応」「電話機/サービス」「トラブル対応」の3項目で高い評価を得ている。またauはコスト面での評価が高かった。ランキング対象となった4社の総合満足度スコアは2011年よりも差が縮小しており、キャリアによる満足度の差も小さくなっている。

スマホ導入企業で高いソリューション利用率 満足度は伸び悩み

 J.D.パワーによると、法人向けケータイを利用する企業でのスマートフォン利用率は、2011年の19%から2012年は25%へと増加。また社内のITシステムと連携させるモバイルソリューションの利用率では、主にスマホを利用する企業では44%、フィーチャーフォンなどを主に利用する企業では22%にとどまった。

 また具体的な利用サービスでは、内線ソリューションの利用率はスマホが中心の企業とフィーチャーフォンが中心の企業で差がなかったのに対し、「外出先から社内ネットワークへのリモートアクセス」「メーラー/スケジューラー/アドレス帳等の共有/連携/管理」「ビジネス推進上のシステムとの連携」といった高度な活用になると、主にスマホを利用する企業のほうが利用率が高かった。

 ただ、モバイルソリューションに対する満足度はスマートフォンのほうが低いという結果になった。スマートフォンの導入で利用できるサービスには満足するものの、通信品質やトラブル時の対応には満足されておらず、とくにトラブル時の対応に対する満足が低くなった、また、トラブル内容の把握に時間がかかる割合や、最終的にトラブルが解決しないなどの割合も高いという。J.D.パワーでは、モバイルソリューションが高い満足度をもたらすには、付加価値の高いサービスだけでなく、それを支えるサポート体制の強化も欠かせないと分析している。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月07日 更新
  1. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  2. UQ mobile「コミコミプランバリュー」にクレカ割を導入したワケ 背景にahamoとY!mobileの“板挟み”も (2026年07月04日)
  3. Suica、JRE POINTのキャンペーンまとめ【7月5日最新版】 最大1万ポイント還元や新幹線35%オフなど (2026年07月05日)
  4. アップルがMacBook、iPadなどをついに値上げ――値上げを見送ったiPhoneのXデーはいつなのか (2026年07月05日)
  5. エディオンら、携帯契約時に義務違反 総務省が発表 NTTドコモにも行政指導 (2026年07月03日)
  6. 転売屋によるスマホ回線の「短期解約」「ホッピング」 総務省の検討する対策は十分なのか? 店員からの意見 (2026年07月03日)
  7. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  8. WAON POINTやAEON Payのキャンペーンまとめ【7月4日最新版】 ポイント20%還元や30倍増額など盛りだくさん (2026年07月04日)
  9. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」どちらが買いか? 2機種を使い込んで分かった“スペック表にない違い” (2026年04月29日)
  10. アメックスが「プラチナ・カード」を刷新、10万円航空券クーポンや高級ホテル特典など ただし“年間500万円”の壁も (2026年07月06日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー