ソフトバンクモバイルは10月10日、AXGP(TD-LTE)方式を採用し、エリア内では下り最大110Mbps、上り最大10Mbpsでのデータ通信が利用可能なモバイルWi-Fiルーター「ULTRA WiFi 4G 102HW」を、10月19日から全国で販売すると発表した。
ULTRA WiFi 4G 102HWは、Huawei製のモバイルWi-Fiルーター。下り最大110Mbpsでのデータ通信が可能な「SoftBank 4G」に対応するほか、エリア外でも下り最大42MbpsのULTRA SPEED(DC-HSDPA)での通信ができる。自動回線切り替え機能も備えるため、ソフトバンクWi-Fiスポットの圏内ではWi-Fiにも自動接続する。
バッテリー容量は3000mAhで、連続通信時間はSoftBank 4Gで約7.5時間、3G環境では約8時間。Wi-Fi対応機器の同時接続数は最大10台。microSDXC対応のメモリカードスロットも備え、最大64GバイトのストレージをNASとしても利用できる。
| 機種名 | ULTRA WiFi 4G 102HW |
|---|---|
| サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約66×104.8×15.5ミリ |
| 重さ | 135グラム |
| 連続通信時間 | AXGP:約8.5時間、3G:約7.5時間 |
| 連続待受時間 | AXPG:約400時間、3G:約600時間 |
| バッテリー容量 | 3000mAh |
| 対応通信方式 | SoftBank 4G、ULTRA SPEED、ソフトバンク3G |
| Wi-Fi | IEEE 802.11b/g/n |
| 外部メモリ | microSDHC(最大32Gバイト)/microSDXC(64Gバイト以上) |
| 最大接続台数 | 10台 |
なお、ULTRA WiFi 4G 102HWの発売に合わせて、「新スマホセット割」キャンペーンを開始する。このキャンペーンでは、4Gデータ通信基本料の月額525円が無料になるほか、月額5985円の「4Gデータし放題フラット」が月額4410円で利用可能になる。ただし1カ月のデータ通信量が5Gバイト(通常価格の場合は7Gバイト)を超えると請求月末まで通信速度を最大128kbpsに制限する場合がある。
キャンペーンの加入条件は、1回線目にソフトバンクのスマートフォンやiPhone、iPadのいずれかを契約し、「パケットし放題フラット for 4G LTE/4G」「パケットし放題フラット」「パケットし放題フラット for スマートフォン」「パケットし放題MAX for スマートフォン」「(iPad専用)データ定額プラン」および「(iPad専用)ベーシックデータ定額プラン」のいずれかに加入していること。また1回線目と2回線目の名義は同一で、2回線目のULTRA WiFi 4G 102HWは、新スーパーボーナス用販売価格で購入する必要がある。
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