パナソニックはオフィスや商店、家庭で利用可能なリチウムイオン蓄電池を開発した。電気自動車に用いる円筒型電池を採用することで小型化、低価格化を実現したという。
今後の電力ネットワークのかなめになるスマートメーターをめぐって、電力会社とメーカーの動きが活発になってきた。先行する関西電力は富士通の無線通信技術を採用済みで、その技術が国際標準になる可能性が出てきた。一方で東京電力の通信部分は東芝が開発中だ。東西の仕様を統一できるか。
野村不動産が2015年3月に完成予定の新築マンションに、高圧一括受電方式を採用したオール電化のシステムを導入する。新たにピークカット/ピークシフト機能の付いた給湯システムで深夜電力を有効に利用して、電力とガスを併用するマンションよりも光熱費を20%削減できる見込みだ。
都市ガスを使って電力と給湯をまかなう「エネファーム」。利用条件によっては光熱費削減に役立つため、戸建住宅での導入事例が増えている。これまではマンションで導入しようとすると設置スペースを確保できなかった。そこで、パナソニックと東京ガスが開発したマンション設置に特化する第4世代機を採用した。
電力市場の変化がスピードを増してきた。2016年に迫った小売全面自由化を前に、新たな競争に向けた動きが活発だ。東京電力は2700万の顧客を囲い込むために、今後の電力ネットワークのかなめになるスマートメーターの設置を当初の計画から3年も早めて2020年に完了させることを決めた。
マンション向けエネルギー管理システム(MEMS)を備えた新築マンションが増えてきた。これは経済産業省の補助金事業開始とともに、MEMSを扱うMEMSアグリゲーターが市場に参入したからだ。矢野経済研究所が発表したMEMS市場の現状と将来の姿について紹介する。
田淵電機は2014年1月に大容量リチウムイオン蓄電池を接続して使うパワーコンディショナー(パワコン)を製品化する。蓄電池の動作を3種類から選択でき、経済性や環境性、停電時の対応のうち、最も重視したい条件に合わせてシステム全体を自動的に運用できる。
東日本大震災で最大の被害を受けた宮城県の石巻市で、復興に向けたスマートコミュニティの構築計画が動き出した。「灯りと情報が途切れない安全・安心なまちづくり」を目指して、公共施設や商業施設、復興住宅を含めて地域全体を連携できるエネルギー管理システムの導入が始まる。
電力と熱の両方を作り出せるガスコージェネレーションの普及にはずみがついてきた。特に家庭用の「エネファーム」の販売台数が伸びていて、2009年の発売以来4年連続で増加を続けている。電力の使用量を抑えることができて、停電時の電源としても有効なことが導入拡大の要因だ。
名古屋大学とデンソーは電気自動車が内蔵する電池を使った実証実験を開始する。実は難しい、スマートハウスと内蔵電池の最適制御を実現するプロジェクトだ。
次世代の電力システムに欠かせないスマートメーターの本格導入に向けた動きが活発になってきた。合計で2700万台を設置する予定の東京電力が10月中に競争入札を開始する。2014年度に調達する家庭向けの60A仕様の製品が最初の入札対象になり、多数のメーカーの応募が見込まれる。
フィリップスのLED電球はソフトウェア制御を受け付ける。iPhoneのアプリケーションを使って、自在に遠隔制御できるということだ。SNSや位置情報などと照明を組み合わせた新しい使い方が立ち上がる。
パナソニックなど12社と神奈川県藤沢市が進めるスマートシティ「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン」。2013年9月には戸建住宅100戸の建設が始まり、国内で最も先進的なスマートハウスが現実化する。
節電を効率的に実施するためには、人手に頼るよりもシステムの力を借りるのが得策だ。このところ導入事例が増えているBEMS/HEMS(ビル/家庭向けエネルギー管理システム)が代表的なもので、あらかじめ設定した条件に従って空調や照明を自動的に制御することができる。
ファミリーネット・ジャパンがHEMS(家庭向けエネルギー管理システム)を使った見守りサービスを2014年4月から開始する。家庭内の電力や水道の使用状況を監視しながら、あらかじめ設定した条件によって、子供や高齢者の在宅状態をメールで送信したりセンターへ通知したりすることができる。
三井不動産レジデンシャルは、住戸と共用部の電力に工夫を凝らした新築マンションを開発中だ。制御では日立製作所と、リチウムイオン蓄電池では日立マクセルと協力し、高度なMEMS対応マンションを実現しようとしている。
マンションを分譲するグランディアは、HEMSを展開するファミリーネット・ジャパンと共同で太陽光発電システムが付いたマンションにさまざまなサービスを組み込んだ。太陽光や家庭の消費電力をより柔軟に取り回すことができる。
大量にまとめて買えば値段が安くなるのは経済の常識だ。これは電力にも当てはまる。一般のオフィスビルではビルのオーナーもしくは管理会社が電力会社と契約して、まとめて電力を購入するのが普通である。しかし、同じ建物でもマンションの場合、各住戸が個別に電力会社と契約して割高な電力を購入している。この問題を解決する方法として注目を集めるのが「一括受電」だ。
東芝は一般家庭用のHEMS製品に改善を加えて、2013年11月に販売を開始する。Wi-Fi接続だけに対応したタブレット端末が利用できる他、そもそもインターネット接続環境がない家庭でもそのまま導入できる。
日産自動車は47都道府県の道の駅に対して、電気自動車リーフを47台無償提供する。リーフの内蔵バッテリーから電力を外部に取り出す装置「LEAF to Home」を付ける。道の駅がもつ防災拠点の役割を高める社会貢献策だ。
日産自動車は47都道府県の道の駅に対して、電気自動車リーフを47台無償提供する。リーフの内蔵バッテリーから電力を外部に取り出す装置「LEAF to Home」を付ける。道の駅がもつ防災拠点の役割を高める社会貢献策だ。
「J:COM電力」を高圧一括受電サービスとして2013年4月に開始したばかりのジュピターテレコム。2013年9月には業界の老舗企業を買収し、サービスを拡大する。当面は低価格であることをうたうが、高度なサービスが提供可能なインフラも利用できるようになった。
電力の需要と供給のバランスを保つには、家庭など需要側の取り組みが欠かせない。1つの住宅内で閉じた節電・省エネから、複数の住宅を合わせた形へと広げていくことでより効果的になっていくはずだ。パナソニックはこのような考え方に基づく実証実験を横浜市で開始した。
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