三菱電機製の「D901iS」(「D901iS」記事一覧参照)は、前モデルと同じスライドボディを採用した。細かい部分の機能が改良され、より使いやすい端末に仕上がっている。
ボディデザインは、同社が最初に開発したPDCのスライド端末「D253i」(2004年9月の記事参照)に近い雰囲気。「クリア」ボタンを前面に配置するなど、閉じた状態での使いやすさに配慮した。
スライドの開閉動作に、電話の応答やメール返信画面の表示、スケジュール入力画面への移行などの機能を割り当てているのは、前モデルから引き継がれた部分(2004年11月の記事参照)。端末側面に、押せば端末がスライドして開く「ワンプッシュオープンボタン」を装備したことから、こうした連動機能の使い勝手も向上したという。
いつも表に出ているディスプレイは、上の25ピクセル分は半透過型、残りのQVGA部分は透過型という異なる2種類の液晶を1つにしたものを採用(4月22日の記事参照)。QVGA部分のバックライトがオフになっても、25ピクセル分の情報表示行では常に情報を確認できるようにした。
ここには日時や電波強度、バッテリー残量といった基本的な情報だけでなく、1週間のカレンダーやメモ帳、スケジュール(メモ帳もスケジュールも最新の1件を表示)のいずれかを設定することもできる。あらかじめ設定すれば、メールやメッセージの着信時に、件名や送信元を表示させることも可能だ。
カメラは200万画素スーパーCCDハニカムを搭載し、記録画素数は400万画素。静止画の最大撮影撮影サイズは1728×2304ピクセルに達した。カメラはオートフォーカス機構付きで、フォーカスロック機能を備える。
カメラにはレンズカバーが装備され、カバーの開閉に連動したカメラの起動/終了が可能になった。
機種名 | D901iS |
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サイズ(幅×高さ×厚み) | 50×106×24ミリ |
重さ | 128グラム |
連続通話時間 | 約170分(テレビ電話:約100分) |
連続待受時間 | 約400時間(静止時)、約300時間(移動時) |
アウトカメラ | 有効200万画素スーパーCCDハニカム(記録画素数400万画素)、AF対応 |
インカメラ | 有効画素数32万画素CMOS |
外部メモリ | miniSD |
メインディスプレイ | 2.4インチ26万色TFT液晶(240×345ピクセル) |
サブディスプレイ | - |
ボディカラー | クォーツブラック、ラピスシルバー、ガーネットピンク |
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