ここ最近、激しく順位が変動しているソフトバンクモバイル端末の販売ランキング。今回もランクインした端末のうち9機種で順位が変動した。
首位はシャープ製の「816SH」(前回3位 2007年夏モデル)が獲得。続いて2位に「iPhone 3G(16Gバイト)」(前回4位位)、3位にSamsung電子製の「821SC」(前回7位 2008年春モデル)、4位にシャープ製の「AQUOSケータイ 923SH」(前回6位 2008年夏モデル)、5位に同じくシャープ製の「NEW PANTONE 830SH」(前回2位 新機種)が入った。
最近のソフトバンクモバイル端末ランキングは、2007年発売モデルも含めて「激安の旧機種」「ハイエンド新機種」「最初から安価なミドルクラスの新機種」が激しくせめぎ合う状況。中でも最近登場した「最初から安価なミドルクラスの新機種」はなかなか好調のようで、5位のNEW PANTONE 830SH以外にも「GENT 830SH s」も前回の17位から7位に躍進した。
そして、2008年冬モデルも11月から12月にかけて続々登場してくる。 830SH、830SH sに続いて11月6日に発売された「Touch Diamond X04HT」は次回、何位にランクインしてくるだろうか。
イー・モバイル端末の販売ランキングは、前回と顔ぶれはほぼ同じで大きな変動は見られない。
首位は7.2Mbps通信対応のUSB型データ通信端末の「D02HW」が獲得。続いて2位にHTC製スマートフォン「Touch Diamond(S21HT)」、3位に7.2Mbps通信対応のUSBスティック型「D12LC」、4位にUSBスティック型データ通信端末の「D11LC」、5位に東芝製の音声サービス対応端末「H11T」が入った。1位から5位は前回と同じ結果だった。
イー・モバイルも11月6日に2008年冬商戦向けの新機種と新サービスを発表した。データ通信端末が好調の同社、上りも高速なHSUPA対応のデータ通信サービスを国内で初めて開始し、さらなる躍進を図る考えだ。
音声サービス対応端末はHuawei製の「E.T.(H12HW)」(2008年12月発売予定)とLongcheer Technology製の「H11LC」(2009年1月〜2月発売予定)を発売する。音声サービス対応の“H”シリーズは、5位にH11T、6位に「H11HW」が入っているが、E.T.も音声通話用以外に音声通話も行える安価なBluetoothモデムとしてのニーズも意外にありそうだ。
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