「Cyber-shotケータイ S001」の「フォトビューアー」を利用すれば、撮影した画像やサムネイルをスムーズに表示できる。このフォトビューアーでは、縦向きで撮った画像は縦向きに、横向きで撮った画像は横向きに自動で表示できる。横向きで撮った画像が縦向きに表示されるといったことはなく、端末の向きと連動して正しい向きで表示される。これはモーションセンサーを利用したもので、「Cyber-shotケータイ W61S」も対応していた。
S001のフォトビューアーでは、本体に保存したフォトとムービー、ミニフォトと、microSDに保存したフォトとムービーを再生できる。では、ほかのケータイやデジカメで撮った写真は再生できるのだろうか。
前モデルのW61Sは、microSDの「DCIM」内の「***KSN3D」フォルダ(***には100〜999の数字が割り振られる)に「SN3D****.jpg」(****には0001〜9999の番号を入れる)という名前の画像をコピーすれば、ほかの機種で撮った写真もフォトビューアーで再生できた(レビュー記事を参照)。
W61Sやほかの端末で撮った画像を保存したmicroSDをS001に挿入して、フォトビューアーを起動したところ、「DCIM」フォルダに保存したものなら、ほかの端末の画像も再生できた。S001ではW61Sのように、フォルダや画像の名前を変える必要はないが、ほかの端末の画像を表示するには、1度S001で撮った画像をmicroSDに保存する(=「DCIM」内にS001用のフォルダを作る)必要がある。
フォトビューアーを起動後、サムネイル上で最初に保存した画像(左上の画像)にカーソルを合わせて左キーを押すと「次のフォルダ」へ、最後に保存した画像(右下の画像)にカーソルを合わせて右キーを押すと「前のフォルダ」へ移動できる。また、上下キーからもほかのフォルダに切り替えられる。
なお、microSDに保存した画像は、「子供」「笑顔」「人物」「顔情報なし」を元にした顔検索はできない。
フルワイドVGA(480×854ピクセル)表示対応のディスプレイを搭載するau端末の中には、待受画面やPCサイトビューアーを全画面表示しない代わりに、上54ピクセルを「インフォメーションエリア」としている機種が多い。
S001は待受画面のほか、PCサイトビューアーも480×854ピクセルをフルに使った全画面表示ができる。横向きでも全画面表示はできるが、モーションセンサーは作動せず、横画面には手動で切り替える必要がある。
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