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» 2012年12月07日 09時30分 UPDATE

写真で見比べる「Xperia AX SO-01E」「Xperia VL SOL21」 (1/2)

Xperiaシリーズの最新モデルとして、ドコモからXperia AX SO-01E、KDDIからXperia VL SOL21が発売されている。いずれもグローバルモデル「Xperia V」をベースにしたものだが、何が違うのか。外観とソフトウェアを見比べてみた。

[田中聡,ITmedia]

 2012年冬モデルの新しいXperiaとして、NTTドコモからは「Xperia AX SO-01E」、KDDIからは「Xperia VL SOL21」が発売された。おサイフケータイ、赤外線通信、ワンセグ、防水といった日本市場で求められる機能はもちろん、LTEとNFCにも対応し、“ほぼ全部入り”とも言えるモデルに仕上がっている。同時期に発売されたこともあり、これら2機種の違いが気になる人もいるだろう。そこで、外観とソフトの面からXperia AXとXperia VLを見比べていきたい。

photophoto 2枚の写真とも、左が「Xperia VL SOL21」、右が「Xperia AX SO-01E」
photophoto ボディカラーはXperia AXがPink、Black、Turqoise、White(写真=左)。Xperia VLがPink、Black、White、Blue(写真=右)。Pink、Black、Whiteの名称は同じだが、2機種で色の質感が異なる

 まずはデザインから見ていこう。これまで、ドコモとKDDIから発売されたXperiaの兄弟機と言えば「Xperia acro」と「Xperia acro HD」があるが、いずれもデザインは共通で、カラーやロゴなどが異なるのみだった。一方、Xperia AXとVLは背面が反り返ったアークフォルムを用いているのは同じだが、デザインのディテールは異なる。AXはディスプレイ、フレーム、背面で質感の異なる3層プレート構造を採用し、ベースであるグローバルモデルの「Xperia V」と同じデザインとなっている。ディスプレイ面に対して本体部をはみ出させることで、正面から背面のカラーがチラッと見える。一方、VLはAXのような3層構造にしない代わりに、背面下部から側面にかけてシルバーラインをあしらっている。またボディ下部を斜めにカットすることで、こちらも正面から背面のカラーが少し見える。後ろの色を“チラ見せ”させる狙いは同じだが、その手法が違うのは興味深い。

photophoto Xperia VLはボディ下部を斜めにカット、Xperia AXはディスプレイ部と本体部をずらすことで、正面から背面のカラーがチラッと見える
photophoto 背面、フレーム、ディスプレイの3層構造が特徴的なXperia AX(写真=左)。Xperia VLはシルバーラインがアクセントになっている(写真=右)
photo カメラ、フォトライト、FeliCaロゴ、XPERIAロゴの位置も同じだ。Xperia GXではカメラ部分が出っ張っていたが、冬モデルではフラットに収まっている

 サイズはXperia AXが約65(幅)×129(高さ)×10.8(厚さ※最薄部約8.7)ミリ、Xperia VLが約65(幅)×129(高さ)×10.9(厚さ※最薄部約8.7)ミリでほぼ同じ。重さは2機種とも約120グラムだ。2機種とも背面〜側面、そして背面の角にアールがかけられているので持ちやすい。65ミリという程よい幅とも相まって、片手でも違和感なく操作できる。元祖アークボディの「Xperia arc SO-01C」も厚さは約10.9ミリ、最薄部は約8.7ミリでAX/VLとほぼ同じ。arcの重さも約118グラムで、AX/VLと2グラムしか変わらない。機能向上を果たしながら、AX/VLをarcと同等のサイズ感に仕上げたのは特筆すべき点だ。

photophoto Xperia AX(写真=左)とXperia VL(写真=右)、どちらも片手で持ちやすい

 表面に物理キーはなく、戻る/ホーム/マルチタスクキーを画面内の仮想キーとして操作する。物理キーは右側面の電源キーと音量調節キーのみ。これらのキーと、イヤフォンジャック、卓上ホルダ用の充電端子、Micro USB端子、スピーカー、レシーバー、マイク、microSD/SIMスロット、カメラなど主要なパーツの位置は同じ。ただしストラップホールの位置と形状は異なる。VLは左側面に2つの穴が開いているタイプだが、AXはリアカバーの内側にある突起物に引っかけるタイプ。リアカバーを外さないといけない分、AXの方がストラップの交換にやや手間がかかる。細かいところでは、リアカバーを外すための窪みの位置もAXとVLでは異なる。VLはシルバーラインがある関係で、リアカバーはシルバーラインの上までとなっているためだ。

photophoto 左側面と右側面
photophoto 上端部と下端部
photophoto ストラップホールは、Xperia AXはリアカバーの内側(写真=左)、Xperia VLは左側面にある(写真=右)
photophoto リアカバーを取り外すための窪みは、Xperia AXは下部(写真=左)、Xperia VLは左下の側面にある(写真=右)

 4.3インチHDディスプレイ、1700mAhのバッテリー(交換可能)、16GバイトROMと1GバイトRAM、有効約1300万画素CMOSカメラなど、ハードスペックは共通している。バッテリーパックも「BA800」という同じ製品が使われている。卓上ホルダやワンセグ用の外部アンテナも、共通のものが同梱される。

photophoto リアカバーを外したところ。Xperia VLはシルバーラインの上までがカバーになっている(写真=左)。こちらはバッテリーを外したところ。技適マークの場所も同じだ(写真=右)
photophoto カバーの裏にはパッキンが施されている(写真=左)。バッテリーは2機種とも「BA800」が使われている(写真=右)
photophoto 横向きにセットできる卓上ホルダが同梱される
photophoto 卓上ホルダの表側と裏側。HDMI端子はないので、卓上ホルダを介してXperia AX/VLの画面をテレビ出力することはできない
photophoto Xperia AX/VLでワンセグを視聴するには、同梱のアンテナをイヤフォンジャックに接続する必要がある
photophotophoto ワンセグメニュー(写真=左)。番組表から視聴予約や録画予約することも可能だ(写真=中、右)
photophoto 左からXperia AX、Xperia VL、Xperia GX、Xperia arc
photo 厚さを比較

photophoto 左からXperia AXとXperia GX。4.6インチディスプレイを備えるGXよりは、AXの方がやや小さい(写真=左)。Xperia VLのPinkとXperia arcのSakura Pinkを並べてみた。背面に蒸着処理を施しているarcの方がきらびやかだ(写真=右)
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