NTTドコモは、初音ミクコラボレートスマートフォン「XperiaTM feat. HATSUNE MIKU SO-04E」を9月18日から発売することを発表した。また、このモデル限定のオリジナルアプリやパッケージ構成の概要も明らかにしている。
限定3万9000台を出荷する予定で、すでに、抽選で1万人に購入権利が当たるWeb先行予約の当選発表は9月4日にメールで当選者本人に通知済みだ。また、ドコモショップにおける予約受付は9月8日の開店時間から始まっている。
XperiaTM feat. HATSUNE MIKU SO-04Eは、2013年夏モデルとして登場した「Xperia A SO-04E」をベースに、初音ミクのデザインモチーフを外装などに採用したコラボレーションモデルだ。デザインは、イラストレーターのiXima氏とコンピューターグラフィックスデザイナーのTOHRU MiTSUHASHi氏が共同で行っている。
製品パッケージには、XperiaTM feat. HATSUNE MIKU SO-04E本体のほかに、特別カラーでNFC機能を搭載したBluetooth対応ヘッドセットと卓上ホルダーが標準で付属する。
また、ホーム画面には初音ミクとXperiaの世界観を表現するオリジナルの「Miku Home」を導入し、個性的なコンテンツをユーザーに紹介するオリジナル音楽ウィジェットや、新しい楽曲やイベント情報などを配信されるニュースウィジェットを利用できる。このほかにも、「Find Your MIKU Project」で集まったオリジナルイラストやサウンドロゴや、初音ミクなどボーカロイドキャラクターのきせかえツール、ボカロPのオリジナル着信音、初音ミクが起こしてくれる目覚ましアプリ、天気によってイラストが変わる天気ウィジェットなどを用意している。
スマートフォンとしての仕様は、ベースとなったXperia A SO-04Eと共通だ。ただし、OSは最初からAndroid 4.2を導入する。
本体サイズは、67(幅)×131(高さ)×10.5(厚さ)で、重さは約141グラム。ディスプレイサイズは約4.6インチで解像度は720×1280ドットだ。バッテリー容量は2300mAhになる。プロセッサーはQualcommの「APQ8064」(1.5GHz、クアッドコア)で、メモリは、システムエリアとして使うRAMが2Gバイトに、データストレージとして使うROMが32Gバイト。ほかに、microSDスロットを本体に用意して最大64GバイトのmicroSDXCまで対応する。
IPX5/IPX8の試験をクリアする防水性能とIP5Xの試験をクリアする防じん性能を有し、画像補正エンジン「モバイルブラビアエンジン2」を実装して色鮮やかな映像や写真を表示できる。
無線接続は、IEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LANとBluetooth v4.0が利用できる。無線LANはテザリングに対応して10台まで同時に接続可能だ。通信方式は、Xi(LTE:下り最大100Mbps/上り最大37.5Mbps)とFOMA(3G:下り最大14Mbps/37.5Mbps)に対応する。
機種名 | XperiaTM feat. HATSUNE MIKU SO-04E |
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OS | Android 4.2 |
プロセッサー | APQ8064(1.5GHzクアッドコア) |
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約67×131×10.5ミリ |
重さ | 約141グラム |
連続通話時間 | 3G:約630分、GSM:約570分 |
連続待受時間 | LTE:約390時間、3G:約420時間、GSM:約360時間 |
バッテリー容量 | 2300mAh |
メインカメラ | 有効約1310万画素裏面照射型CMOS(AF/手ブレ補正対応) |
インカメラ | 有効約31万画素CMOS |
メモリ | ROM:32Gバイト、RAM:2Gバイト |
外部メモリ | microSDXC(最大64Gバイト) |
ディスプレイ | 約4.6インチHD(720×1280ピクセル)TFT液晶 |
ボディカラー | Miku |
主なサービス・機能 | Xi(下り100Mbps/上り37.5Mbps)、FOMAハイスピード(下り14Mbps/上り5.7Mbps)、おサイフケータイ、Wi-Fi、テザリング、エリアメール、GPS、Bluetooth(4.0)、DLNA/DTCP-IP、NFC(決済サービス含む)、しゃべってコンシェル、ドコモクラウド、スマートフォンあんしん遠隔サポート ほか |
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