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» 2013年10月22日 21時51分 UPDATE

ドコモとJR東日本、「旅」がテーマのシニア向けスマートフォン教室を実施

ドコモとJR東日本が、「旅」をテーマにしたシニア向けのスマートフォン/タブレット教室を開催した。受講者約20人が、「らくらくスマートフォン2」の活用方法を学んだ。

[村上万純,ITmedia]

 NTTドコモとJR東日本は10月22日、50歳以上の男女向けに開催した「旅がもっと楽しくなる、らくらくスマートフォン講座」の様子を公開した。講座はJR東日本の「大人の休日倶楽部」の会員向けに行われたもので、「旅」をテーマとしたスマートフォン/タブレットの活用方法が、実機を触りながら学べるようになっている。

photophoto アドバイザーの説明を熱心に聞く受講者(写真=左)。アドバイザーの中には、受講者と同年代のNTTドコモOBの姿も(写真=右)

 今回公開されたのは、9月10日にスタートした第1弾セミナーの最終回(全4回)。セミナーには大人の休日倶楽部の会員から約180人の応募があり、抽選で約20人が参加者として選ばれた。さらに希望者には、ドコモの「らくらくスマートフォン2 F-08E」が約1カ月間貸し出され、実際に旅先でスマートフォンの「地図」アプリや「カメラ」アプリを使用したり、撮影した写真をメールで送る、らくらくスマートフォン向け掲示板に投稿するなどの実践的な使い方を体験した。

 セミナーでは、同年代のシニアアドバイザーに質問したり、メモを取ったりと、熱心に話を聞く受講者が多く、「スマートフォンよりタブレットの方が見やすい」「PCだと大きいし、スマートフォンだと小さいからちょうど良さそう」など、画面が大きいタブレットに興味を示す声も聞かれた。

photophoto 「らくらくスマートフォン2 F-08E」を使用し、専用掲示板の「らくらくコミュニティ」に自主的に投稿していた受講者もいたという(写真=左)。らくらくスマートフォン2 F-08Eには、俳句を投稿するアプリも搭載した(写真=右)

 普段はフィーチャーフォンでメールや電話を主に使用するという受講者の女性は「スマートフォンはいろんな機能が付いていて面白いですが、バッテリーが1〜2日しか持たないのが気になります。文字入力や電話の取り方など、ケータイで当たり前にできていたことも難しく感じます」という。また、スマートフォンに買い替えない理由について「スマートフォンは料金が高いというイメージがあります。インターネットはPCで調べ物や通販に使うくらいなので、外でネットを使う必要性も今は感じません」と語った。だが、フィーチャーフォンの新モデルがほとんど発売されない現状があり、「バッテリー持ちや使い勝手を考えると、今の端末を使い続けるしかない」ということだ。またスマホで使いたい機能を聞いたところ、「電話やメールなど今まで通り使っていたものを使うと思います。SNSは怖いイメージがあるので使いたくないです」と語った。

 シニア層を取り込む鍵は、スマートフォンに対する不安やマイナスなイメージを払拭し、川口氏が言うような「スマホ利用の価値」をさまざまなアプローチで提供していけるかにあるだろう。第2弾のセミナーは、東京だけでなく新潟や秋田、盛岡、甲府などでも開催される予定だ。

JR東とドコモ、主催者の狙いは

 JR東日本の鉄道事業部本部 営業部課長の清水佳代子氏によると、「受講者は60歳代が中心で、下は50歳から上は80歳まで」の人が集まった。受講者をサポートするアドバイザーに同年代のドコモOBを起用した理由については「同年代の方が質問などがしやすく、ドコモさんのOBという安心感もある」と語った。JR東日本では大人の休日倶楽部の会員向けにさまざまなセミナーやイベントを開催しており、今回のスマートフォンセミナーも会員向けサービスの一環として実施。またモバイルSuicaの利用促進という狙いもある。

 NTTドコモ マーケティング部 マーケティング戦略担当課長の川口達哉氏は、今回の取り組みについて「らくらくスマホ初号機の売れ行きは出だしこそ好調だったが、その勢いは長く続かなかった。今後は2980円という月額料金に価値があると思っていただくためにトータルで使い方の提案をしていく必要がある。シニアのケータイユーザーがスマホに移行すると、当然料金単価が上がるので、今後はシニアマーケットをいかに取り込んでいくかということを考える」と説明した。

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