スイングを解析してスマホでチェック――「Zepp Tennis スイングセンサー」を使ってみた

» 2014年08月06日 18時22分 公開
[田中聡,ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 読者の皆さんは、趣味でスポーツを楽しんでいる人も多いと思うが、仕事や勉強の合間にする程度では、なかなか上達するのは難しいし、スポーツをしている自分の姿を客観的に見ることも少ないだろう。そこで今回は、スポーツ活動を支援をしてくれる、スマホ連携アイテムを紹介したい。

photo 今回はスマホとテニスです

 フォーカルポイントが販売している「スイングセンサー」は、Bluetoothでスマートフォンと連携してテニス、野球、ゴルフのスイングを解析できる3Dモーションセンサー。「Zepp Tennis スイングセンサー」「Zepp Baseball スイングセンサー」「Zepp Golf スイングセンサー」という3つのアイテムをラインアップしている。米国では2013年後半、日本では2014年2月に発売した。価格は各2万365円(税込)。

 モバイルバッテリーやiPhoneケースなど、さまざまなアクセサリーを扱っているフォーカルポイントがスイングセンサーに着目したのは、「アクセサリーの差別化をしていく中で、アプリ連携する製品を拡充していこうと考えたためです」と、代表取締役 社長 マーケティング本部長の西山和宏氏は話す。特に人気が高いのはZepp Golf スイングセンサーだという。確かにゴルフは1人で打ちっ放し(練習)もできるし、プレイ人口が多いのだろう。「iPhone(4S以降)を後ろのポケットに入れていれば、腰の回転も記録してくれます」(西山氏)

photo フォーカルポイント代表取締役 社長 マーケティング本部長 西山和宏氏

 センサーのサイズは約28(幅)×28(高さ)×11(奥行き)ミリ、重さは約6グラム。付属マウントを含むと約18グラムだ。センサーの連続駆動時間は約8時間なので、1プレイするだけなら十分持つだろう。専用の充電器を装着した状態でUSB経由で充電をする。

photo 「Zepp Tennis スイングセンサー」のパッケージ
photophoto こちらがセンサー。2本指でつまめるくらい小さい(写真=左)。裏側には充電用の端子がある。技適マークも付けられている(写真=右)
photophoto 付属のフレックス・マウントとセンサー(写真=左)。専用充電器を装着して充電をする(写真=右)

 今回はZepp Tennis スイングセンサーを使ってみたので、事前準備からスイングデータを計測するまでの流れを見ていこう。

 まず、付属の「フレックス・マウント」をラケットに取り付け、マウントの中にセンサーを装着しよう。フレックス・マウントはゴムでできており、ぐいっと広げてラケットやバットに装着する。ほかに、両面テープで貼り付ける「プロ・マウント」も別売(税込1620円)で用意している。付属のマウントが使いにくかったら、こちらを使うのも手だ。

photo ラケットのグリップエンドにマウント+センサーを取り付ける

 スマートフォン側では、記録したデータを閲覧するためのアプリ(無料)をダウンロードしておこう。アプリはiOSデバイス(iOS 7以上)とAndroid端末(Android 4.0以上)向けに用意されている。アプリを起動したら、名前やメールアドレスなどを入力してアカウントを作成する。作成したらメールアドレスとパスワードを入力してログイン。ほかのアカウントを追加することもできるので、1台で複数ユーザーのデータを記録できる。同じアカウントからほかのデバイスでもログインできるので、コートでは大画面で見やすいタブレット、移動中はスマホでチェック……といったことも可能だ。

 センサーとはBluetoothで接続するので、スマホのBluetoothをオンにしておこう。続いて、ラケットに取り付けたマウントにセンサーを装着し、「多機能ボタン」と呼ばれる角のボタンを4秒間長押しする。センサーのLEDが点滅し、スマホのBluetooth接続デバイス一覧に表示された「ZEPP」をタップすると、ペアリングが開始する。

photophotophoto
photophotophoto アプリを立ち上げてログインしたら、Bluetoothでペアリングするまでの流れを説明してくれる
photo 画面左上のセンサーアイコンをタップするとキャリブレーションができる

 これで事前の準備は終わり……ではなく、最後に「キャリブレーション」という作業が必要になる。キャリブレーションは、ラケットに装着したセンサーの向き(どちらが上か下かなど)を把握するためのもの。スマホとセンサーをBluetoothで接続後、アプリ画面左上のセンサーアイコンをタップすると、キャリブレーションが開始する。テニスの場合、ラケットを地面と平行になるよう置くか持てばよい。なお、ラケットを持つ向きやセンサーの向きを変えた場合、もう一度キャリブレーションをする必要がある。これで事前の準備は完了。あとは思う存分テニスをするだけだ。

 スイングセンサーは2つの加速度センサーと3軸ジャイロセンサーを内蔵している。テニスなら合計スイング数、活動時間、ショットタイプ、ショットパワー、野球ならバッティング速度、ヒットゾーン時間、ヒット時の角度、スイング軌道、ゴルフならクラブのスピード、ポジション、スイングテンポ、スイング軌道を高い精度で解析してくれる。

photophoto いざっプレイ。テニスセンサーの重さはわずか18グラムなので、スイングの邪魔になることもない

 記録したスイングのデータはリアルタイムでスマホ側に転送され、クラウド上に半永久的に保存される。ちなみに、スマホとセンサーがBluetooth接続していない状態でも、2000件までのスイングデータがセンサー側に保存され、スマホと接続すれば、保存されたデータがスマホ側に転送される。

 データはグラフや3Dアニメーションで確認できる。テニスなら、1ゲームの中でバックハンド、フォアハンド、サーブ、スマッシュを打った割合や、トップスピンやスライスの割合などが円グラフで表示される。データはアプリ内のカレンダーにも記録されるので、プレイ内容を時系列で把握できる。

photophotophoto
photophotophoto ショットタイプ(バックハンド、フォアハンド、サーブ)、ラケットにボールが当たった場所(スイートスポット、その周囲の4方向)、フォアハンドとバックハンドの打ち方の割合(トップスピン、スライス、フラット)などがグラフで表示される。もちろん合計スイング数やプレイ時間も分かる

 スイングセンサーを使えば、ラケット、バット、クラブでスイングをする際の癖や欠点を把握しやすくなるので、テニス、野球、ゴルフを続けている人は、スキルアップに活用してみてはいかがだろうか。

photophoto 野球やゴルフ向けのセンサーも販売されている

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年11月01日 更新
  1. Google マップの新機能「マップに相談」は“知人に聞く”感覚で使える 「Pixel 11 Pro Fold」などフォルダブルとの相性も抜群 (2026年10月31日)
  2. ダイソーで1100円の「PD対応20Wモバイルバッテリー」を試す 手頃な価格でそこそこ高速にスマホを充電可能 (2026年10月31日)
  3. 「iPhone Duo」は“我慢の連続” 歴代最重254g、Face IDなし……それでも満足できる人の条件が分かった (2026年10月30日)
  4. 「iPad mini(A20 Pro)」は何が進化した? 「iPhone Duo」とはどう違う? スペックや用途を比較する (2026年11月01日)
  5. キャリアともMVNOとも違う独自路線 povoが目指す「パートナー連携2乗」と世界展開の勝算 (2026年10月31日)
  6. スマホの映像をTVやディスプレイに出力すると意外と便利(プレゼンとか特に) (2026年10月31日)
  7. 若者が選ぶ流行語「チャッピー構文」ってなんだ? 「結論から言うね」なAIの口癖、実は人間のせいかもしれない (2026年10月30日)
  8. 楽天モバイル、1100万回線突破の背景に「通信品質向上」とOpensignalが分析 下り速度とカバレッジの課題は残る (2026年10月29日)
  9. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  10. KDDIのユーザー情報が漏えいか ライフネット生命への不正アクセスで判明 (2026年10月30日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー