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» 2014年08月22日 00時00分 UPDATE

R25スマホ情報局:“辺境レジャースポット”の電波状況

富士山でLTEやWi-Fiが使えるなど通信エリアは日々拡大している。山中や離島など、レジャーで訪れる辺境の電波状況を調べてみた。

[R25スマホ情報局]
R25スマホ情報局

 2013年に世界文化遺産への登録が決定し、今年も多くの登山客でにぎわっている富士山。各キャリアではすべての登山道で通信サービスを提供、山頂や山小屋に拡張アンテナを設置して、さらなる通信エリアの拡大に努めているという。

 このように、現在では基地局の増加で、「こんな場所まで!?」と思うような場所でもつながるところが数々存在する。そこで今回は、夏休みでレジャーを楽しもうと思っている山中や離島の電波状況を、山岳部編、離島編に分けてご紹介しよう。

【山岳部編】

 まずは、日本アルプスの景勝地として知られる上高地。標高1500mの山岳地ながら、電波環境はかなり良好だ。ドコモでは、上高地のシンボル・河童橋付近が3Gの通信エリアとなっているうえ、今年の夏には周辺の大正池や明神、徳沢がXi(クロッシィ)での通信に、登山道の入り口・横尾付近も3Gエリア化が予定されている。一方、auは河童橋から大正池までの間がLTEに対応。ソフトバンクは上高地の一帯が4G LTEに対応しているとのことだ。

 続いては、“熊野三山”といわれる熊野本宮大社と熊野速玉大社、熊野那智大社。これら“三山”では全キャリアとも、それぞれXiやLTE、4G LTEに対応している。山深い場所と思われているこの場所も、かなり電波状況は良好のようだ。

 また、九州の人気山岳スポットである阿蘇山では、ドコモの場合、阿蘇火山博物館や阿蘇山ロープウェイ、中岳火口周辺が3Gでの通信に対応。阿蘇山の最高峰である高岳は圏外だが、ほかの峰は3GやLTEに対応している。一方、auはロープウェイ山頂付近および山麓は基本的にLTEに対応。ソフトバンクは山頂付近が3Gに、山麓は基本的に4G LTEに対応している。

 このように、ある程度の山岳地帯でも、観光客が訪れる場所であれば、比較的電波状況は良好なようだ。では、夏のバカンスで人気の大自然あふれる離島はどうだろう?

【離島編】

 東京から287km、伊豆七島を代表する八丈島でも、島の約3分の2がドコモの3Gエリア内となっている。さらに、八重根港から底土港にかけての中央部はXiに対応。空港や八丈植物公園、底土海水浴場などもXiでの通信に対応している。一方、auは島の約半分が3Gのエリア内で、ドコモと同じように島の中央部がLTEに対応。ソフトバンクは島のほぼ全域が3G圏内で、南東の一部のみが4G LTEに対応している。

 一方、南の海に移動し、マングローブの原生林などが有名な奄美大島をみてみると、島全域ではつながらないようだが、3キャリアとも島の沿岸部は圏内。XiやLTEで通信できるのは空港やフェリーが到着する名瀬新港など、市街地をはじめとした一部のエリアだけだが、“ザ・離島”といえる南の地でも電波はつながっている。

 さらに、原生林が生い茂る、世界自然遺産・屋久島でも通信は可能。空港や屋久島世界遺産センターといった一部スポットでは、XiやLTEにも対応している。ちなみに、筆者の知人によれば、縄文杉の近くでもFacebookに接続できたとか。原生林に入ると電波状況はもちろん悪くなるものの、いまや大自然のなかでもつなげることはできるらしい。

 携帯電話の通信エリアは日に日に範囲を拡大している。離島であってもスマホ片手にレジャー…なんてことができるなど、ますます便利になっているのだ!

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