「Google マップ」、アップデートでマテリアルデザインに対応 iOS 8に最適化も

» 2014年11月07日 21時52分 公開
[田中聡,ITmedia]

 Googleが11月7日、iOSとAndroid向けの「Google マップ」をアップデートした。デザインを一新し、Android 5.0(Lollipop)で取り入れた「マテリアルデザイン」に対応した。

 地図画面では、これまでは検索バーの中にあった「経路検索」ボタンが、画面右下に移動しており、片手でも押しやすくなった。その上のボタンをタップすると、現在地が画面中央に表示される。また、これまでは画面左下にあった設定ボタンが、新バージョンでは検索ボックスの左端に表示され、見やすくなった。

photophoto 左がアップデート後、右がアップデート前のAndroid版Google マップ。経路検索ボタンやメニューボタンの位置が変更されている

 従来は検索バーをタップしないと表示されなかった「周辺のスポット」が、新バージョンでは最初の地図画面に「現在地付近のスポット」として表示され、ここから周囲のお店やアミューズメント施設などを簡単に調べられる。

photophotophoto 地図画面から簡単に現在地付近の情報を調べられる

 ほかに、スポットの情報を編集するユーザーが機能も追加された(写真下)。

photophoto

 iOS版もAndroid版と同じデザインにアップデートされ、iOS 8に最適化される。iPhone 6で確認したところ、1画面に表示できる情報量が従来よりアップしており、iPhone 6/6 Plusの画面解像度にも最適化されていることが分かる。

photophoto 左がアップデート後、右がアップデート前の地図画面(iPhone 6で確認)。アップデート後の地図画面はAndroid版と同じだ

 Uberアプリとの連携も強化され、経路検索結果にUberが表示されると、ピックアップの所要時間と料金も表示されるようになる。ただし周辺のスポット検索は、従来どおり検索バーをタップしないと表れないほか、スポット情報の編集もできない。

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