ニュース
» 2015年03月10日 17時52分 UPDATE

防水には対応している? 操作感はどんな感じ?――「Apple Watch」の“ここ”が知りたい

発売日や価格などの詳細な情報が明らかになった「Apple Watch」。実機に触れてきたので、基本情報や使い勝手を簡単に紹介したい。

[田中聡,ITmedia]

 4月10日に事前予約が始まり、24日に発売することが決定した「Apple Watch」。Appleが3月10日に実施したタッチ&トライで実機に触れてきたので、気になるポイントをまとめた。

質問:ラインアップは?

 Apple Watchは、鏡面仕上げを施したステンレススティールの「Apple Watch」、標準的なアルミニウムよりも60%高い強度を持つという「Apple Watch Sport」、18金を用いた「Apple Watch Edition」の3種類をラインアップ。これら3種類の中に高さ38ミリと42ミリの2サイズがあり、さらにバンドも複数のバリエーションを用意しており、Apple Watchは20モデル、Apple Watch Sportは10モデル、Apple Watch Editionは8モデルに及ぶ。

photophoto 「Apple Watch」
photophoto 「Apple Watch Sport」(写真=左)と「Apple Watch Edition」(写真=右)
photo Apple Watchの38ミリステンレススチールケースとソフトピンクモダンバックル
photo 右側面に、スクロールやズームができる竜頭「Digital Crown」と、よく連絡を取る人を呼び出せるボタンを装備
photo 裏側に充電端子がある
photo iPhone 6とサイズを比較

質問:価格はどれくらい?

 価格はサイズやバンドの種類によって異なる。Apple Watchの6万6800円〜13万2800円、Apple Watch Sportの4万2800円〜4万8800円は、まだ手の届く範囲といえるが、Apple Watch Editionは標準的な金よりも最大2倍の硬さを持っていることもあり、128万円、148万円、188万円、218万円という、一般的なガジェットと比べると桁違いの価格になっている。価格はいずれも税別。

質問:サイズや重さはどれくらい?

 サイズや重さも、Apple Watchの種類と、38ミリモデルか42ミリモデルかによって異なる。バンドを除いた本体部分のサイズと重量は以下のとおり。

Apple Watch

  • 38ミリモデル……38.6(高さ)×33.3(幅)×10.5(奥行き)ミリ、40グラム
  • 42ミリモデル……42(高さ)×35.9(横)×10.5(奥行き)ミリ、50グラム

Apple Watch Sport

  • 38ミリモデル……38.6(高さ)×33.3(横)×10.5(奥行き)ミリ、25グラム
  • 42ミリモデル……42(高さ)×35.9(横)×10.5(奥行き)ミリ、30グラム

Apple Watch Edition

  • 38ミリモデル……38.6(高さ)×33.3(横)×10.5(奥行き)ミリ、55グラム(イエローゴールド)、54グラム(ローズゴールド)
  • 42ミリモデル……42(高さ)×35.9(横)×10.5(奥行き)ミリ、69グラム(イエローゴールド)、67グラム(ローズゴールド)

 最も軽いのはApple Watch Sportの38ミリモデルで、重量はわずか25グラム。ちなみに、Android Wearを搭載した「ZenWatch」(ASUS製)の本体サイズは50.6(高さ)×39.8(幅)×7.9〜9.4(奥行き)ミリ、重量は50グラム。Apple Watchのサイズは全般的にZenWatchよりも小さく、Apple Watchの38ミリモデルとApple Watch SportはZenWatchよりも軽い。筆者はタッチ&トライでApple Watchの38ミリモデルを装着したときの第一印象は「軽っ!」だった。腕の細い女性でも違和感なく装着して使えるのではないかと思う。

photo Apple Watchの38ミリモデル。とにかく軽いというのが第一印象だった
photophoto ステンレススチールのバックルを装着

質問:防水には対応している?

 これまで発表されたウェアラブル端末の多くが防水性能をサポートしているが、Apple Watchはどうか? Appleの公式サイトには、「Apple Watchは防沫(まつ)性能と耐水性能を備えているが、防水性能には備えていない」旨の説明がなされている。Appleの担当者に確認したところ、「雨が降る、汗で蒸れる、手を洗うといった日常生活の範囲なら問題なく使える」とのこと。ただし、防水には対応していないので、Apple Watchを水に浸すことは推奨されない。

質問:充電はどうやってする?

 同梱されているマグネット式の充電ケーブルを、Apple Watch背面のコネクタに接続することで、充電ができる。0%から80%までの充電で約1.5時間、0%から100%までの充電で約2.5時間かかる。

photo 専用のマグネット式充電ケーブルで充電をする

質問:バッテリーの持ちはどれくらい?

 Appleの計測によると、Apple Watchのバッテリーの駆動時間は「18時間」となっている。これは、時刻のチェックを90回、通知を90回、アプリの使用を45分間、Apple WatchからBluetooth経由で音楽を再生しながらワークアウトを30分間行った結果にもとづく。

 1時間に5回(4秒間ずつ)の時刻チェックでは最大48時間持ち、Bluetooth経由での音楽再生は最大6.5時間、連続通話は最大3時間となっている。省電力モードでは、1時間に4回(4秒間ずつ)時刻をチェックして72時間持つという。

 上記の数字は38ミリのApple Watchでテストしたもの。42ミリモデルは、よりバッテリーが長持ちするとのこと。

※初出時に、38ミリと42ミリどちらも持続時間は同じとする旨の記述がありましたが、誤りでした。おわびして訂正いたします(3/11 21:52)。

質問:ウォッチフェイスは何種類ある? カスタマイズは?

 ウォッチフェイス(文字盤)は10種類をプリセットしており、天気やアラームなどの情報を組み合わせると、200万パターンにも及ぶ。ただしウォッチフェイスをApp Storeから追加でダウンロードしたり、好きな画像を設定したりすることはできない。

 右側面のDigital Crownを1回押すとホーム画面、2回押すとウォッチフェイスに切り替わる。ウォッチフェイスの画面を長押しすると、ほかの文字盤に変更できる。

photo ウォッチフェイスの設定

質問:ホーム画面のUIはどんな感じ?

 ホーム画面には、Apple Watchにインストールされているアプリが丸型のアイコンとともに並んでおり、ここから画面をタップしてアプリを起動できる。

 ウォッチフェイスを表示させた状態で上方向にスワイプさせると「グランス」と呼ばれる画面が表れる。ここには、任意で設定したアプリが20個まで表示され、左右にスワイプすることでアプリのアイコン表示を切り替えられる。よく使うアプリを設定しておくといいだろう。

photophoto ホーム画面にアプリのアイコンが並ぶ(写真=左)。Apple純正のマップアプリを表示(写真=右)
photophoto 株価を確認(写真=左)。メールを閲覧(写真=右)
photo 手書きで画像が作成できるアプリ。Apple Watchでソフトウェアキーボードを表示しての文字入力は(さずがに)できず、テキストメッセージは音声でテキスト化して送信する

 また、Digital Crown下のボタンを押すと、あらかじめ登録した12人の連絡先がサムネイルで表示され、ここから電話の発信やメッセージの送信、手書きイラストの送信が行える。

photophoto よく連絡を取る人へコンタクト。一覧には名前の頭文字が表示される

質問:Apple Watch単体でアプリを動かすことはできる?

 Apple Watchは、iPhoneとペアで使うことが前提となっており、電話をかける・受ける、メールを送る・受けるといったコミュニケーション機能や各種アプリは、基本的にiPhoneとBluetooth接続していないと利用できない。ただし音楽再生については、Apple Watch単体でも利用できる。あらかじめiPhoneのプレイリストをApple Watchに同期すると、Watch内に音楽が保存され、iPhoneを携帯していなくてもApple Watchだけで音楽を再生できる。

photo iOS 8.2のデバイスで利用できる(アップデートすると、自動でインストールされる)「Apple Watch」アプリを使って、ペアリングやApple Watchの各種設定をiPhone側で行える

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.