3月11日から13日まで、東京ビッグサイトで開催されているクルマと情報通信の展示会「第6回 国際自動車通信技術展」で、ナビタイムがナビサービスとクルマを連携させた最新のテレマティクスサービスを紹介している。
「つながるメーター」は、スマートフォンとディスプレイ付きのメータをBluetoothで接続し、スマホのカーナビアプリの情報をメーターに表示させるというもの。スマートフォンを卓上ホルダに固定しなくても、スマホのカーナビを安全な状態で確認できる。ほかに、スマートフォンで再生しているオーディオ情報、車両情報、バックモニターも表示可能だ。Bluetooth経由で音楽操作やナビ中のスマホの簡単な操作ができるステアリングスイッチも用意される。
アプリで検索したスポット情報をワンタッチでカーウイングに転送できる「日産カーウイングスナビ」アプリで、電気自動車用充電スタンドの検索が4月以降に可能になる予定。充電器ごとの満空情報をリアルタイムで確認できる。同アプリはナビタイムの「ドライブサポーター」がベースになっている。
「QNX OS向け通信ナビ」は、QNX OSを搭載した車載機で利用できるカーナビ用のアプリ。現在AndroidやiOS向けに提供されている「カーナビタイム」をQNX OS用に提供し、より手軽にカーナビを利用してもらうことを狙う。具体的な製品化は未定。
3GやWi-Fiなどの通信モジュールを搭載した車載機での利用を想定しており、従来のカーナビタイムと同様に、ナビタイムのコンテンツサーバから最新の地図データを取得できる。地図は年に6回、スポットのデータは1日5回更新するほか、主要道路の開通は即日対応する。
フォルクスワーゲン利用者向けのカーナビアプリ「Volkswagen Drive App」も展示しており、来場者はフォルクスワーゲンに乗ってアプリの使用感を試せる。こちらもドライブサポーターがベースになっており、フォルクスワーゲン向けにカスタマイズ。アプリトップにはフォルクスワーゲンのアクセサリーを取り扱っているE-SHOPのリンクや、フォルクスワーゲンの車種を紹介する機能もある。もちろん、ルート案内や、地点、駐車場、ガソリンスタンド、EV充電スタンド検索なども利用できる。
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