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» 2015年05月01日 11時23分 UPDATE

メガネのまま装着できる:Microsoft、ホログラムHMD「HoloLens」のデモ動画を複数公開

MicrosoftのWindows 10搭載ホログラムHMD「HoloLens」の構造や利用例を紹介するデモ動画が公開された。重さは“平均的なノートPCよりは軽く”、頭のサイズに合わせて調整でき、メガネをかけたまま装着できることなども明らかになった。

[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Microsoftは4月30日(現地時間)、1月に発表した「Windows 10」搭載ヘッドマウントディスプレイ(HMD)「HoloLens」の進捗について発表した。

 HoloLensは、同社のホログラフィック技術「Windows Holographic」を採用するHMDで、Windows 10を搭載し、本体にCPUやGPUが組み込まれているので、PCなどと接続せずに無線で利用できる。

 holo 1

 現在開催中のMicrosoftの年次開発者会議「Build 2015」の1日目の基調講演では、HoloLensでWindows 10のSkypeやXboxのゲームを操作するデモが行われた。

 新たに公開された動画では、頭の大きさに合わせてサイズをある程度調整できることや、メガネをかけたままでも装着できることなどが分かった。重さは明示されていないが、“平均的なノートPCより軽い”という。

 holo 2 サイズは調整できる(真上から見たところ)

 ホログラムは透明なレンズに投影される。高度な光学的投射システムを採用したことで、レイテンシーの少ないフルカラーの立体ホログラムを実際の周囲の環境の中に投射できるという。

 holo 3

 また、CPU、GPUに加えてHPU(Holographic Processing Unit)と呼ばれるプロセッサが搭載されており、このHPUはユーザーがどこを見ているかやユーザーのジェスチャーの意味、ユーザー周囲の空間的地図の解析に使われることが分かった。

 発売時期はまだ不明。Build 2015の参加者への無料配布が期待されていたが、会場で試着することはできたものの、配布はされなかった。

 HoloLensの活用方法としては、医学教育や建築関連の他、もちろんゲームも想定されている。同日、ゲーム開発環境のUnityがHoloLensのサポートを発表した。


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