続いてご紹介するのは水彩画風エフェクトアプリ、「Waterlogue」(360円)。Appleが選ぶ2014年ベストアプリに入賞しており、ご存じの方も多いと思います。Waterlogueは単純にフィルタをかけるのではなく、画像を解析し、下書きとなる線画の上に色を重ねることでホンモノの水彩画っぽい絵を生成します。一般的なフィルタアプリよりも時間がかかりますが、描画の過程を見ることができるので待ち時間も苦にならないでしょう。
使い方はとっても簡単。カメラアイコンをタップして写真を撮影、またはカメラロールから読み込みます。そして全12種類のテーマから、希望のものを選択するだけ。
基本的にはテーマを選んで終了なのですが、使い方のコツは、テーマを左にスクロールしていくと現れるサイズ調整を使うこと。4〜10(最大)の間で設定できますが、これは画像の出力サイズではなく、画像を処理する際の内部的な解像度と思ってください。4だと大ざっぱに、10にするとより詳細に描かれます。元絵によってこのスライダーを調節すると、より好みの絵を得やすいと思います。
最後にご紹介するのは「Tangled FX」(240円)。こちらはかなりキワモノな加工アプリです。前出のWaterlogueと同様に画像を解析して描画していくのですが、曲線とブラーからなる独特の世界を生み出します。このアプリも日本語化されていないので、以下に簡単な説明を。
左上の読み込みボタンで画像を読み込み、または撮影します。画像を開いたら、最下部に並んでいるプリセットから任意のものを選択するだけ。以下サンプルです。
1点注意点として、このアプリでは画像を読み込んだ直後はプレビューサイズ(初期設定では100万画素)で描画します。これはフルサイズだと描画に時間がかかるためです。そのため、高画質な画像を保存したい場合は、画面上部中央のプレビュー/フルサイズ切り替えボタンを押して、フルサイズに切り替えてから保存するようにしましょう。なお一度描画した画像は一時的に保存されているので、前に試したプリセットを再度確認する際は瞬時に表示されます。
いかがでしたでしょうか。ぜひ好みの一本を見つけて、友人に差をつけちゃいましょう!
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