最後に東京都内のアイティメディア社内(会議室)で午後に測定した。
これも11月の傾向と似ており、だんだん速度が落ちているものの、au(LTE NET)が下り34Mbps。ドコモ系のサービスと比べれば上々といえる。
UQ mobileは下り平均1Mbps台となり、mineoは0.58Mbps。横浜駅の午後と同じ傾向で、速度はより落ちた。
上りの通信速度を見ると、UQ mobileが5.41Mbpsでトップだった。mineoも5Mbps台になり、なぜかau(LTE NET)はここで3Mbps台にとどまった。
| 計測開始時刻 | 下り平均(Mbps) | 上り平均(Mbps) | |
|---|---|---|---|
| UQ mobile | 12:25 | 1.09 | 5.41 |
| mineo | 12:32 | 0.58 | 5.15 |
| au(LTE NET) | 12:20 | 34.1 | 3.48 |
11月とほとんど同じ展開になった。au本家のLTE NETは先月と比べ、最高速度は落ちているものの、終始下りの通信速度が速く、本家は混雑に強いというのがよく分かる。
UQ mobileは11月に続き、混雑時でも夕方には強い。mineoは午前中のみ計測結果が良く、あとはつらい展開に。ただし上りの通信速度は3サービスとも近い数値で、記事の投稿、写真のアップロードなどは安定した速度で利用できそうだ。
11月と同じく分かりやすい結果だが、UQ mobileが今回も夕方に強かったのはうれしいところ。今後もこの流れが続いてくれると期待したい。
mineoは相変わらず混雑時間帯には苦しい結果。逆にそのピーク時さえ外せば、ドコモ系MVNOよりはるかに速いので、意識して利用すると、ストレスを感じにくいだろう。
今回の測定結果はあくまで参考データの1つとして役立てていただき、ほかのさまざまな情報も踏まえて、より良いMVNOを選んでほしい。
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