NTTドコモは6月21日、シャープ製Androidスマートフォン「AQUOS ZETA SH-01H」「AQUOS Compact SH-02H」のOSバージョンアップを開始した。バージョンアップ後のOSはAndroid 6.0で、ビルド番号はSH-01Hが「01.00.07」、SH-02Hが「01.00.03」となる。
両機種にOSバージョンアップを適用すると、表示中の画面に関連する情報をすぐに検索できる「Now on Tap」機能、一定条件下でより深い省電力を実現する「Dozeモード」、アプリの実行中に機能(権限)の許可・不許可を与える「Runtime Permission」への対応など、Android 6.0で追加・変更された機能を利用できる。また、主に以下の項目において機能改善・仕様変更・不具合修正が行われる。
OSのバージョンアップは端末単体で行える。所要時間は約49分だが、インストールしたアプリや保存データの状況によって前後することがある。バージョンアップ前に保存した端末内のデータは保持されるが、念のためにデータのバックアップをしておくことをお勧めする。
バージョンアップは、端末設定で「端末管理」→「端末情報」→「ソフトウェアアップデート」と進むと開始できる。また、通知パネルにバージョンアップの旨が表示された場合は、それをタップしても開始できる。
更新データのダウンロードは、Wi-Fi(無線LAN)かドコモのLTE/3G回線で行う。LTE/3G回線でダウンロードする場合は「spモード」の契約が必要だが、パケット通信料金は発生しない。すぐにダウンロードを開始したい場合は、Wi-Fi接続が必要となる。LTE/3G接続を使う場合、タイマー予約によるダウンロードのみ選択できる。
なお、アプリによっては事前あるいは事後にバージョンアップ・削除を行う必要がある場合もあるので注意しよう。また、バージョンアップ後に「音声・伝言メモ」機能を使う場合は、必要な権限を許可する必要があるので気を付けよう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.