「性能怪獣」が日本上陸 So-netの格安SIMはリニューアルMobile Weekly Top10

» 2016年10月03日 15時25分 公開
[井上翔ITmedia]

 今回のITmedia Mobile Weekly Top10は、9月26日から10月2日までのアクセスランキングを集計しました。

ZenFone 3 ASUSの「ZenFone 3」はミドルハイモデル

 ランキングの1位は、ASUSの新しいAndroidスマートフォンの概要を記した「ASUS、5.2型の『ZenFone 3』を10月7日発売、6GBメモリ搭載の『ZenFone 3 Deluxe』も」でした。

 「ZenFone 3」は、採用するプロセッサ的には「ミドルハイ(ミドルレンジの上位)」モデルですが、1600万画素の4K動画撮影対応アウトカメラ、ハイレゾ出力対応のイヤフォンマイク端子、2波キャリアアグリゲーション(CA)対応など、従来のハイエンドSIMロックフリースマホよりもハイエンド寄りの機能をたくさん搭載していることが大きな特徴です。

ZenFone 3 Deluxe(ZS570KL) ZenFone 3 Deluxeの5.7型モデル(ZS570KL)

 その上位機種である「ZenFone 3 Deluxe」は、画面サイズを始めとするスペック別に2モデルを用意しています。“上位の上位”に当たる5.7型モデル(ZS570KL)は、Qualcomm製のハイエンドプロセッサ「Snapdragon 821」を搭載し、メインメモリが6GB、内蔵ストレージが256GBと、日本市場向けのAndroidスマホとしては現時点では最高のスペックを備えています。

 本当の意味で「性能怪獣(スペックモンスター)」なZS570KLですが、価格も8万9800円(税別)とSIMロックフリースマホとしては高価です。筆者も1台欲しいのですが、さすがにこのプライシングでは即決はできません……。どうしましょう……。

ZenFone 3 Ultra 「ZenFone 3 Ultra」の日本投入も決定

 ランキング9位には、「ASUS、ファブレット『ZenFone 3 Ultra』も日本導入予定」が入りました。ZenFone 3 Ultraは、ZenFone 3の大画面モデルという位置付けで、いわゆる「ファブレット」と呼ばれる商品ジャンルに属する製品です。

 海外では新製品が継続的に出ているファブレットですが、日本ではそれほどではありません。それだけに、新型のファブレットを待望している人も少なくないはずです。レノボ・ジャパンが11月下旬から予約販売を始める「Phab 2 Pro」と合わせて、どれくらいの支持を集めるのか注目したいところです。

nuroモバイル 10月1日に提供を開始した「nuroモバイル」

 8位にランクインした「ソニーネットワーク、新MVNOサービス『nuroモバイル』を開始 700円/2GBから」は、ソニーネットワークコミュニケーションズ(旧:ソネット)の新しいMVNOサービスの紹介記事です。

 nuroモバイルは、So-netブランドで提供していたMVNOサービスを整理・リニューアルして登場しました。料金プランは月額700円(税別)/2GBを起点に200円/1GBを加算していく体系で、10GBプランまでラインアップしています。プラン変更は毎月可能で、「シンプルでわかりやすく、無駄なく使える」ことが特徴です。

 「格安SIM」と総称されてしまうことも多いMVNO(仮想移動体通信事業者)の通信サービスですが、サポートを充実させるもの、料金の安さよりも分かりやすさを重視したものなど、格安にとどまらないサービスの多様化が進んできました。自分により合ったサービスを選べることはいいことですね。

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 その他、ランキング3位の「iPhone 7/7 Plusを1週間使って感じた『進化』と『不満』」を始めとするiPhone関連の記事も引き続き人気です。

 iPhone 7/7 Plusのジェットブラックについてはまだ品薄ですが、色や容量によっては即日、あるいは比較的短期間の予約で購入できるようになってきました。欲しい人は、Apple Store、各キャリアのオンラインショップや取扱店を定期的にチェックしてみましょう。

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