以前、ゆるキャラを採用するスマートフォンメーカーを紹介しましたが、今回は韓国のカカオフレンズのグッズを紹介。カカオフレンズは韓国人なら誰もが使っているSNS「カカオトーク」のキャラクター。LINEファミリー同様、さまざまなキャラクターグッズが販売されていますが、スマートフォン用にとても便利なアクセサリーが出ているのです。
カカオフレンズの店は韓国各地にあります。ソウルならCOEXモールや弘大(ホンデ)などメジャーな観光エリアにはたいていショップがあるので、気軽に立ち寄れます。カカオファミリーのキャラクターはLINEと似ているようで、ちょっと憎めないような表情をしています。実は韓国ではカカオとLINE、どちらのキャラクターも人気。SNSキャラクターの製品数は、日本よりも多いかもしれません。
さまざまなグッズが販売されているカカオファミリーですが、スマートフォンのケース類も豊富。今回の訪問(2017年5月末)には早くもGalaxy S8とGalaxy S8+用ケースが登場していました。このあたりは母国ならでしょう。もちろんiPhone用ケースも各キャラクターのものが出ています。
他に、モバイルバッテリーやUSB充電器などのスマートフォンアクセサリーも充実。このあたりはスマートフォン普及率世界一な韓国ならではでしょうか。ところで、よく見ると、バッテリーやスマートフォンにケーブルがつながっていますよね。
これはUSBケーブル。価格は日本円で1500円程度でした。コネクター部分は各キャラクターのイメージカラーとなっており、そこにキャラクターの顔のイラストが描かれています。これだけならただのケーブルですが、パッケージをよく見ると、気になることが書かれていますね。
そう、このケーブルはMicro USB、Lightning、USB Type-Cが同時に使える3-in-1タイプのケーブルなのです。しかもデータ転送にも対応。ケーブルの長さは120cmと12cmの2種類があります。買う時は「12」の数字だけを見て早とちりしないようにしましょう。長いものと短いもので使い勝手は異なりますからね。短い方には「for Power Bank」としか書かれていませんが、こちらも3-in-1です。
3-in-1タイプのケーブルは、最近いくつかのメーカーから登場していますが、こんなかわいいキャラクターグッズ版も韓国では登場しているわけです。韓国はiPhoneユーザーも多いですし、最近のAndroid端末がUSB Type-Cへ移行している状況となると、このタイプの製品の需要も高いのでしょう。
端子部分はそのままだとType-C、引っ張るとMicro USBとLightningの兼用端子が出てきます。兼用端子には裏と表があります。
使い方で注意したいのが、表と裏。iPhoneはどちらの向きでも刺さりそうですが、兼用コネクターを裏向きにして装着します。これで充電、データ転送どちらも可能になります。
Android端末の場合はMicro USB端子の向きが一定なので、上下逆には入りません。Galaxyシリーズなどは兼用コネクター部分を表に向けて刺せばOKです。
スマートフォンを複数持っている人にとって、ケーブルを複数持ち歩くのは面倒なもの。3-in-1タイプのケーブルなら、普段の外出時に持ち運ぶケーブルの数を大幅に減らせるでしょう。
ノーブランド品も販売されていますが、キャラクターグッズなら一定の品質管理は行われているのでより安心して使えるでしょう。韓国旅行のお土産にも最適かもしれません。
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