日本発売なるか? 「Tommy」より1ランク上のWikoスマホ「WIM Lite」をチェック山根康宏の海外モバイル探訪記

» 2017年07月28日 16時15分 公開
[山根康宏ITmedia]

 1万円台の低価格スマートフォン「Tommy」で日本市場に参入を果たしたフランスのブランド「Wiko(ウィコウ)」。その後、新製品がなかなか出てきていませんが、2月に開催されたMWC 2017で発表された「WIM」「WIM Lite」が欧州で発売になりました。日本投入の可能性の高いこの2モデルのうち、199ユーロと手ごろな価格のWIM Liteに触れる機会がありました。

 WIM LiteはSnapdragon 435搭載、1300万画素カメラを搭載のミッドレンジとエントリーモデルの中間に位置する端末です。Tommyの1つ上のランクの製品、というイメージでしょうか。スペックは価格を考えるとごく一般的ですが、実はインカメラは1600万画素とアウトカメラより高画素。セルフィー需要もカバーする、ちょっと欲張りな製品です。価格は当初299ユーロとアナウンスされていましたが、正式な価格はドイツやフランスで199ユーロと、かなり引き下げられました。

Wiko 199ユーロの価格が魅力のWIM Lite。セルフィーにも強い

 背面は光沢感ある仕上げで、プラスチックボディーながらも高級なイメージ。カラバリは他にも赤などがあるようですが、この黒は落ち着きがあるいい色合いでしょう。メインメモリは4GBで、製品発表時の3GBから増量。バッテリーも3000mAhとスタミナ十分。価格を考えると性能は悪くありません。

Wiko 光沢仕上げの背面。カメラは1300万画素

 ディスプレイは5型、本体サイズは71.7(幅)×144(高さ)×75(奥行き)mm、重さは149gです。背面側は角を取ったデザインなので手にフィットしやすく、片手でも十分持てる大きさ。最近の大型化するスマートフォンの中で、一回り小ぶりなサイズです。背面のバッテリーカバーは取り外せます。SIMが2枚ささり、LTEと3Gの同時待受ができる「DSDS」にも対応しています。

Wiko 5型モデルとしては一般的な本体サイズ

 ディスプレイの解像度はフルHD(1080×1920ピクセル)で、低価格機では一般的なHDよりも高画質なところがミソ。標準の壁紙はWikoカラーに近いブルーで、Wikoのロゴが背面に映えます。本体下部のWikoのロゴも、他社製品との差別化になりそうです。

Wiko Wikoらしさが出ている壁紙や本体下部のロゴ

 上位モデルのWIMはツインカメラを搭載し、カメラ性能もかなり高い「カメラフォン」として売り出しています。それに対してWIM Liteは下位に位置する兄弟モデルであるため、アウトカメラはあまりアピールされていません。むしろ本体のデザインの方を売りにしています。なおカメラの下には指紋認証センサーを搭載しています。

Wiko WIM Liteの売りはリアカメラよりもフロントカメラ

 「Game Changer」という同社のキャッチフレーズ通り、欧州や東南アジアでは他社にない製品を出すことで販売数を着々と伸ばしています。海外ではTommyの後継モデル「Tommy 2」も発売になりました。フランスブランドをひっさげて日本に参入後、新製品が続かないのはちょっと寂しいものです。WIMシリーズや他のモデルをそろそろ日本で発売してほしいものですね。

Wiko 日本にもそろそろWikoの新製品が欲しいところ

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