KDDIは8月1日、2017年度第1四半期の連結決算を公表した。その決算説明資料において、同社と沖縄セルラー電話が7月14日から提供している「auピタットプラン」「auフラットプラン」の概況が明らかとなった。
KDDIによると、7月14日から30日までの間にAndroidスマートフォンを購入した契約者のうち83%が新プランを選択し、45万契約を突破したという。
45万契約の内訳は公開されなかったが、同社の予想よりもフラットプランの選択者は多く、3GBよりも多いデータ(パケット)定額を契約しているユーザーについては、わずかな出費で大幅にデータ通信量の増えるフラットプランを選択する傾向にあるようだ。
また、同期間においてAndroidスマホを分割払い(割賦)で買った契約者のうち、約84%が「アップグレードプログラムEX」を適用したという。
当初、KDDIでは新プランをリテンション(引き留め)対策の一環と位置付けていたが、提供開始後はMNP契約も増えたという。大手キャリア(MNO)からだけではなく、MVNOからの転入もあるようだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.