調査リポート
» 2017年10月05日 22時47分 公開

「文字検索は面倒」も「人前での音声検索は恥ずかしい」が約7割 KDDIの音声操作に対する意識調査

KDDIは「日本人の音声操作に対する意識調査2017」の結果を発表。文字入力による検索は半数近くが「面倒」と回答するも、音声でのインターネット検索を人前で行うのは「恥ずかしい」が7割を超えている。

[エースラッシュ,ITmedia]

 KDDIは、10月5日に「日本人の音声操作に対する意識調査2017」の調査結果を発表。対象は全国15歳〜69歳の男女1000人で、調査期間は9月7日から9月8日まで。

 文字入力による検索は半数近くが「面倒だ」と感じていて、男女別では男性が43.2%、女性が47.6%に。さらに女性を年代別で見ると10代は31.3%、20代は40.9%、30代は51.8%、40代は53.0%、50代は52.4%、60代は56.0%と、30代以上は半数が面倒と感じていることが分かった。

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 外出先など音声によるインターネット検索を人前で行うのは「恥ずかしい」が7割を超え、男女別では男性が67.6%、女性が74.6%と女性の方が高い。性年代別では「恥ずかしい」と感じる割合が最も高かったのは30代女性の81.9%で、「恥ずかしい」と感じない割合が最も高かったのは50代男性で39.3%だった。

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 人前でのハンズフリー通話が恥ずかしいという割合は65.7%となり、一方で「そう思わない」は34.3%と人前での音声検索よりも「恥ずかしい」と感じない人が多い。男女別は男性は60.4%、女性は71.0%と音声検索と同様女性の方が高くなった。性年代別では「恥ずかしい」と感じる割合が最も高かったのは50代女性の76.2%で、「恥ずかしい」と感じない割合が最も高くなったのは60代男性で44.0%だった。

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 音声操作の利用場所は自宅が30.4%、外出先が22.1%。年代別では自宅で音声操作をするユーザーは10代40.4%、20代38.6%、30代36.1%、40代は24.7%、50代は18.5%で、外出先で音声操作をするユーザーは10代30.1%、20代27.7%、30代22.9%、40代21.1%、50代では14.3%だった。

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 自宅で行うことがある音声操作の内容は「インターネット検索」(14.2%) が最も多く、「地図の検索」(10.7%)、「天気予報の確認」(9.8%)が続く。外出先で周囲に人がいても「自宅の家電などを音声操作したい」は19.2%で、人がいない場合は34.2%と増加。性年代別では、人がいなければ自宅の家電などを操作したいと答えたのは男女ともに20代が最も高く、男性では44.6%、女性では39.7%となる。なお、自宅で周囲に人がいても家電などを音声操作したいと回答した人は25.2%、自宅で周囲に人がいない場合は40.3%だった。

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 検索結果を文字情報で読むのは「面倒」と感じるユーザーは33.2%で、性年代別では20代男性の43.4%が最も高い。音声アシスタントで「理解・対応できるようになったらうれしいこと」を尋ねると、1位は「外国語の会話に対応 (翻訳など)」(47.2%)、2位は「標準語以外(方言)の会話に対応」(25.6%)、3位は「会話の流れから、言い間違いや言葉足らずを補完して対応」(22.9%)、4位は「ペットの鳴き声に対応(ペットの気持ちの翻訳やペットの状態に応じて家電操作など)」(18.9%)、5位は「会話履歴から、好みを学習して対応(関心がありそうなニュースや音楽を提案してくれるなど)」(16.2%) となった。

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 居住地別では大阪府在住が「標準語以外(方言)の会話に対応」(37.3%)について他の都道府県と比べて高く、年代別では10代が「会話履歴から、好みを学習して対応 (関心がありそうなニュースや音楽を提案してくれるなど)」(26.5%) 、「会話のムードから、感情を察知して対応 (ムードにあった音楽をかけてくれる、気分転換になる話をしてくれるなど)」(21.7%)、「雑談を楽しみたいとき用に、"聞き上手モード"を搭載 (AIから質問してくれる、相槌をしてくれるなど)」(22.3%) が他の年代層より高い。

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 音声アシスタントの開発で手本にしてほしい有名人1位は「マツコ・デラックス」で、2位は「タモリ」、3位は「明石家さんま」となった。音声アシスタントに言われたくないことの上位は「何回同じことを聞くのですか?/○月○日に同じ質問にお答えしましたよ」(41.9%)、「私が教えたらあなたのためになりません」(24.9%)、「もっとはっきり話してください/滑舌が悪くて聞き取れません」(22.9%)で、音声として搭載してほしいと思う有名は男性1位が「福山雅治」、女性1位が「新垣結衣」、アニメキャラクターでは「ドラえもん」が圧倒的となった。

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 音声アシスタントを搭載した機器やロボットに任せたい役割については、1位が「ガードマン (空き巣・泥棒対策)」(37.2%)、2位が「サイバーセキュリティ担当 (インターネットのセキュリティ対策)」(36.5%)、3位が「ハウスキーパー (家事支援)」(24.2%)、4位が「ホームドクター (健康管理支援)」(22.8%)、5位が「買い物コンシェルジュ (買い物支援)」(17.6%) となる。年代別では60代の「ホームドクター (健康管理支援)」(33.9%)や「ヘルパー・ケアマネージャー (介護支援)」(26.8%)、10代の「家庭教師 (学習・教育支援)」(27.7%)が他の年代層より高い。

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