Android 8.0搭載、カメラ機能を強化した「Xperia XZ1」がauから登場

» 2017年10月11日 11時42分 公開
[田中聡ITmedia]

 KDDIが、11月中旬にソニーモバイルコミュニケーションズ製のスマートフォン「Xperia XZ1 SOV36」を発売する。

 Xperia XZ1は、Xperia XZ/XZsのデザインや機能をベースに、カメラやオーディオ機能をブラッシュアップさせたモデル。ボディーカラーはブラック、ウォームシルバー、ムーンリットブルー、ヴィーナスピンク。

 一括価格は9万720円(税込、以下同)で、毎月割は月額1890円適用される。これの24回分を引いた実質価格は4万5360円。価格は新規契約、機種変更、MNPいずれも同額。

Xperia XZ1 「Xperia XZ1 SOV36」
Xperia XZ1 背面には「XPERIA」と「au」のロゴがある

 5.2型のフルHD(1080×1920ピクセル)液晶はHDRに対応し、「Amazonプライムビデオ」や「Netflix」のHDR対応動画コンテンツを視聴できる。メタルボディーの本体は、背面から側面にかけて継ぎ目のないデザインを実現。IP65/68の防水・防塵(じん)性能も確保している。

 カメラはソニーのメモリ積層型CMOSセンサー(Exmor RS for mobile)を用いた「Motion Eyeカメラシステム」を継承し、有効約1900万画素のアウトカメラを搭載。1秒960コマのスーパースローモーション撮影や、シャッターを押す前の写真を含む最大4枚を記録する「先読み撮影」を利用できる。

 Xperia XZ1では先読み撮影を強化し、XZsで対応していた「被写体が動いたこと」に加え、「人間が笑顔になったこと」を検知したときにもメモリに画像を一次保存。笑顔じゃない瞬間にシャッターを切っても、その直前の笑顔を含め、最大4枚の写真を記録する。動いている被写体の顔にフォーカスを合わせ続けながら連写ができる「オートフォーカス連写」も追加した。

 新機能として「3Dクリエーター」を搭載。Xperia XZ1のカメラで人間の顔を3Dスキャンしたデータからアバターを作り、カメラのARエフェクトやSNS用のスタンプとして活用できる。DMM.makeと連携し、作成したデータから3Dプリントの発注もできる。

 1320万画素のインカメラはディスプレイフラッシュに対応。画面を白く光らせることで、薄暗い場所でもより明るく撮影できるようになった。

 オーディオ面ではフロントステレオスピーカーを強化。高出力のアンプを内蔵することで、Xperia XZ/XZs比で約50%音量がアップした。

 OSはAndroid 8.0をプリインストールしている。プロセッサはSnapdragon 835(8コアCPU)を搭載。内蔵ストレージは64GB、メインメモリは4GB、バッテリー容量は2700mAh。日本独自の機能として、おサイフケータイ、フルセグ、ワンセグにも対応。通信速度はLTEとWiMAX 2+のキャリアアグリゲーション、4×4 MIMO、256QAMの組み合わせにより、東名阪では理論値で下り最大708Mbpsを実現する。

 10月12日から発売日前日までXperia XZ1を予約した上で購入した人を対象に、3000円相当のWALLETポイントをキャッシュバックするほか、抽選で100人に「PlayStation VR」「PlayStation Camera」同梱版(CUHJ-16003)をプレゼントする。

「Xperia XZ1」の主な仕様
機種名 Xperia XZ1
メーカー ソニーモバイルコミュニケーションズ
OS Android 8.0
プロセッサ Qualcomm Snapdragon 835 MSM8998/8コア
メインメモリ 4GB
ストレージ 64GB
外部メモリ microSDXC(最大256GB)
ディスプレイ 約5.2型フルHD TFT液晶
解像度 1080×1920ピクセル
連続通話時間 約1420分(VoLTE)
連続待受時間 約420時間(LTE/WiMAX 2+)
バッテリー容量 2700mAh
アウトカメラ 有効約1920万画素CMOS
インカメラ 有効約1320万画素CMOS
ボディーカラー ブラック、ウォームシルバー、ムーンリットブルー、ヴィーナスピンク
サイズ 約73(幅)×148(高さ)×7.4(奥行き※最厚部8.1)mm
重量 約156g

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