ITmedia Mobile編集部で発掘された、思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、au(KDDI・沖縄セルラー電話)の東芝(現・富士通モバイルコミュニケーションズ)製ケータイ「A5301T」です。
A5301Tは、当時のフラグシップモデル。撮影した動画をメールで送信できる「ムービーメール」に初めて対応した機種で、GPS機能の「eznavigation」にも対応していました。
C5001Tに次ぐ動画配信サービス「ezmovie」対応モデルでもあり、CDMA 1X(3G)端末としては初めてこのサービスにしました。
31万画素のCCDカメラを搭載し、動画の撮影時間は「5秒」「10秒」「15秒」から選択可能できました。撮影解像度は最大でVGA(480×640ピクセル)で、アフレコやテロップ機能などを使い加工することもできました。
ディスプレイの側面にはSDメモリーカードスロットを搭載していて、16MB(GBではありません)のSDカードが付属していました。ちなみに、この機種以降はminiSDメモリーカードやメモリースティックなど、他の外部ストレージに対応するようになったので、auケータイで唯一フルサイズのSDメモリーカードに対応した端末となりました。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.