「iPhone XS/XS Max」発売/MVNO市場で存在感を高める「UQ mobile」Mobile Weekly Top10

» 2018年09月25日 15時00分 公開
[井上翔ITmedia]

 今回のITmedia Mobile Weekly Top10は、2018年9月17日から9月23日までのアクセスを集計し、ランキング化しました。

iPhone XS いよいよ発売された「iPhone XS」(写真)と「iPhone XS Max」

 ランキング集計期間中、ついに「iPhone XS」と「iPhone XS Max」が発売されました。そのこともあってか、今回のランキングもトップ10中8記事がiPhoneやiOSに関連する記事となりました。その中でも良く読まれたのが、「iOS 12」の新機能を紹介する記事です。

 筆者が個人的にiOS 12で一番うれしい新機能は、通知のグルーピングです。すごく散らかっていた通知が一気に片付きました。グルーピングのユーザーインタフェース(UI)に好みは分かれるでしょうが……。iPhone Xユーザーにとっては、アプリの終了手順の簡略化も改善といえるでしょう。

 以前のOSバージョンアップのように大きな機能変更はないものの、使い始めると改善点がいろいろと見えてくるiOS 12。まだ適用していない人は、事情が許す限り早めに適用することをお勧めします。

UQ mobile躍進か MMD研究所の調査でメイン利用シェアが伸びる「UQ mobile」

 ランキングの8位は、MMD研究所(MMDLabo)が定期的に調査しているしている「格安SIMサービスの利用動向調査」の最新版に関する記事です。

 この調査も含め、MVNO市場に関する各種調査における「UQ mobile」の存在感は徐々に高まっています。筆者の知人からも「UQ mobileに乗り換えたんだ」という声をちらほら聞くようになりました。「どうして乗り換えたの?」と聞くと、「CMを見て気になった」という声もあるのですが、「近くにショップ(UQスポット)があるから」という声も少なからず聞きます。

 MVNO市場をより広げるには、それほどリテラシーの高くない層へのリーチ(訴求)が必要といわれて久しいです。その手段の1つが「実店舗の拡大」です。UQ mobileはこの点に力を入れており、ある程度の広がりを見せています。ただ大手キャリアと比べるとそこまで多くないことは否めません。

 MVNOユーザー拡大には店舗が重要。しかしMVNOの多くは「格安」をウリとしており、自らコストを負担して店舗を設置する取り組みには限界はあります。

 今後、MVNOがどのような戦略を描いて普及を図るのか、注目したいところです。

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