やはり関心の高い「Xperia」/予断を許さない「Huawei」問題Mobile Weekly Top10

» 2019年01月09日 06時00分 公開
[田中聡ITmedia]

 今回のITmedia Mobile Weekly Top10では、2018年12月24日から2019年1月6日まで2週間分のアクセスを集計し、ランキング化しました。

 年末年始に最も読まれた記事は、「Xperia XZ3」の開発者インタビューでした。シリーズ初の「有機ELディスプレイ」を採用した狙いや焼き付き対策、片手操作に配慮した新たなUI(ユーザーインタフェース)などについて聞いています。ソニーは「CES 2019」でスマートフォンを発表しませんでした。2月に開催される「Mobile World Congress 2019」で、新Xperiaが発表されるのか注目です。

Xperia XZ3 シリーズで初めて有機ELを搭載した「Xperia XZ3」

 2位は「iOS 12と新型iPhoneを取り巻く『Apple Pay』最新事情」。iOS 12でApple Payで進化したポイントについて解説しています。ユーザー視点で大きいのが、決済とポイント付与を同時に行えることでしょう。しかも非接触決済なのでiPhoneをかざせばOK。まずはローソンの「Ponta」が対応していますが、他のポイントサービスへの拡充も期待したいところです。

 3位には、Huaweiのスマートフォンに「余計なもの」が入っているという報道に対して、真相を日本法人のトップ、呉波氏に聞いた記事が入りました。報道は「事実無根」だとし、報じたメディアに対しては法的措置を進めているとのこと。米中の貿易摩擦に巻き込まれた感は否めず、風評被害が広がらないかが心配されます。

 一方、年末年始に実施した「スマートフォン・オブ・ザ・イヤー」(記事は4位と8位にランクイン)では、そのHuaweiのスマホ「P20 Pro」が1位に輝きました。ちなみに2位もHuaweiの「Mate 20 Pro」で、2018年はHuaweiが圧倒的な存在感を放ちました。同社への逆風はまだ治まっておらず、2019年のHuaweiはさまざまな意味で要注目といえます。

HUAWEI P20 Pro 「スマートフォン・オブ・ザ・イヤー2018」で1位に輝いた「HUAWEI P20 Pro」

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